この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
Webライターを始めたけど、提案文の書き方がわからない……
提案文には何を書けばいいの?
自分の執筆実績やプロフィールを書き、どんな点でクライアントの役に立てるかを書くと仕事に受かりやすくなりますよ!
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライターの提案文の書き方を解説します。
Webライターの提案文とは、仕事に応募する際にクライアントに送る文章です。
自分のプロフィールや執筆実績、採用していただいた場合に貢献できることなどを記載します。
提案文はクライアントとのファーストコンタクトであり、上手く書けば他の応募者と差別化可能です。
本記事では、Webライター8年目の筆者が提案文の書き方や記載すべき内容を紹介します。
- Webライターの提案文とは何かわかる
- Webライターの提案文で重要視される要素がわかる
- Webライターが提案文に書くべき内容がわかる
Webライターの提案文とは
提案文とは、Webライターが仕事に応募するときにクライアントに送る文章です。
営業メールや応募文などをイメージするのが、わかりやすいかと思います!
提案文は、クライアントが読む最初の文章であり、採用するかの判断も行います。
Webライターの提案文の特徴、仕事受注にあたり重要な理由を詳しく見ていきましょう。
Webライターにとっての提案文は、採用されるかが決まる重要書類のひとつです。
提案文は単に営業ツールや初対面のあいさつ文ではなく、下記の要素を反映しており、ライターの個性や能力があらわれます。
- 文章の構成力
- 読みやすさ
- 執筆ジャンルに関する知識
- 人となり
提案文の質が悪ければ「能力が低そう」「良い記事書いてくれなさそう」と、クライアントに判断されてしまう恐れもあります。
Webライターが提出した提案文を読んだクライアントは、書類審査としてそれぞれの提案文を比較検討し、次の選考に進んでもらう人を決定します。
そのためWebライターとして採用されるためには、数多くの提案文の中から「この人を採用したい」と思ってもらえるように差別化する必要があります。
執筆ジャンルに関する知識やWebライティングの経験などをアピールすることが大切です!
Webライターの提案文で重視される要素
Webライターが提案文を書くときには、募集要項を理解していること、クライアントが求める人物像やスキルに合致しているかなどをアピールする必要があります。
具体的には、提案文では下記の要素が特に重要視されることが多いです。
- 募集要項を読んでいるか
- ひと目で内容が伝わるか
- クライアントの事業に貢献できるか
- プロフィールや実績が充実しているか
- スケジュールや稼働量は適切か
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クライアントに提案文を送るときには、募集要項を読み込み必要事項を漏れなく記載する必要があります。
募集要項に書かれた内容に沿っていない場合、「ちゃんと読んでない」「テンプレの提案文なのかな」と思われてしまうはずです。
そもそもの問題として、募集要項の内容を読み取れない人がWebライターとして良い記事をかけるのかも疑問です
Webライターの提案文は長々と書きすぎるのではなく、読みやすくある程度簡潔に書く必要があります。
クライアントによっては提案文をざっと見る、気になった人だけ見る人もいるでしょう。
その場合、読みにくい提案文や要点をまとめず長々と自分アピールをする提案文は読まれにくいです。
クライアントの立場や気持ちを意識して、読みやすい提案文を書くことを心掛けしましょう!
結局のところ、Webライターの提案文はクライアントの事業に貢献できるか、掲載先メディアのPVやCVアップに貢献できそうかが重要視されます。
クライアントによって事業内容は異なるものの「メディアや記事を通じて商品やサービスの購入者を増やしたい」と思っている人がほとんどです。
あなたを採用するメリットがあると、クライアントに理解してもらうためにも、下記の内容を提案文に記載しましょう。
- 執筆ジャンルの知識・経験
- 同業界での執筆・勤務経験
- Webライティング力
- SEPに関する知識・経験
上記をそのまま伝えるのではなく「〇〇の経験があるので、貴社の□□に貢献できます!」などのように、記載するのが効果的です!
Webライターの提案文には、アピール内容を裏付けるだけのプロフィールや実績を添えておくことも大切です。
自分が運営しているブログや過去に執筆した記名記事のURLを提案文に添えておきましょう!
クライアントは提案文を読んで、応募者のスケジュールや稼働量についてもある程度判断しています。
クライアントのほとんどは、期日までにサイトで記事を公開する必要があるため、納期を守れるWebライターや納品本数を確保できるWebライターを探しています。
- 記事公開日程に間に合う速度で記事を書いてくれるか
- 継続依頼はできそうか
- まとまった本数を依頼できそうか
大量の仕事、緊急の仕事を発注するクライアントは、上記の要素を重要視することが多いです。
Webライターが提案文を作成・提出する流れ
Webライターが提案文を作成する際には、募集要項や掲載先メディアなどを読み込み、クライアントが求めている人物像を想像することが大切です。
具体的には、下記の流れで行いましょう。
- STEP① クライアントの募集要項を隅々まで読み込む
- STEP② 掲載先メディアを確認する
- STEP③ クライアントが求めている人物像・スキルを予想する
- STEP④ STEP③の内容を落とし込み提案文を作成する
- STEP⑤ 内容を最終確認し提出する
それぞれ詳しく解説していきます。
「このメディアで記事を書きたい」「この仕事に応募したい」と考えたら、まずはクライアントが書いている募集要項を隅々まで読みましょう。
募集要項を読んで、下記の内容を提案文に反映させると良いでしょう。
- 提案文のフォーマット
- 提案文に記載すべき内容
- 執筆ジャンル
- 募集にいたった経緯
- 求める人物像やスキル
- 納品ノルマ、スケジュール
例えば、クライアントが「大量募集」「欠員者が出たため緊急でWebライターを募集しています」などを募集要項に記載しているとしましょう。
この場合、クライアントが求める人物像を記載していなくても「スピード感を持って仕事ができるライター」「継続的に納品できる人」を求めている可能性が高いと予想できます。
稼働時間や納品までのスケジュールを提案文に盛り込めば、受かりやすくなります!
募集要項に掲載先メディアが書かれている場合は、募集要項だけでなく掲載先のメディアも必ず確認しておきましょう。
メディアによって執筆内容や文体は異なるため、提案文でいかに自分がクライアントのメディアに適しているかをアピールすれば受かりやすくなります。
例えば、私は掲載先メディアに載っていた記事と似た内容の実績を提出する、関連するキーワードなどで記事を書けることをアピールすることが多いです。
また私がWebライターの採用を行っていた場合は、面接で「掲載先メディア見てくれていますか?」という質問に対して「まだ見ていません」と言っていた人は、残念ながら不採用としていました。
掲載先メディアの確認は、応募の最低条件だとすら思っています!
その場合は、採用後や継続に関する話が出たときに掲載先メディアを教えてもらえないか交渉してみましょう。
募集要項や掲載先メディアを確認した後は、クライアントが求めている人物像やスキルを想像しましょう。
例えば、金融メディアなど専門性が高いジャンルの募集であれば、FP資格や過去の執筆実績をアピールするのが有効です。
他にも、募集の経緯や掲載先メディアの規模によって、納品スケジュールや業務範囲などアピールする要素は変わってきます。
相手の立場を考えて喜んでもらえる提案をしていきましょう!
クライアントが求める人物像やスキルを想像したら、実際に提案文を作成していきましょう。
アピール内容に納得してもらうだけの証拠や裏付けが必要な一方で、読みやすく「わかりやすい」「読んでみようかな」と思わせる提案文にすることも大切です。
数をこなすうちに慣れてくることも多いので、まずは書いてみることをおすすめします!
提案文を作成したら内容を最終確認し、誤字脱字がないことを確かめクライアントに提出しましょう。
誤字脱字や間違った情報を提案文に載せることは論外です……
なお、提案文を一晩寝かせてから提出するかは人それぞれです。
私の場合は、書き上げた提案文を2~3度その場で読み直して問題がなければ、時間をおかずに提出してしまうことが多いです。
【例文付】Webライターが提案文に書くべき7つの内容
Webライターが提案文を作成するときには、自己紹介や経歴などを記載し、自分のアピールをする必要があります。
具体的には、下記の内容を記載するのがおすすめです。
- 自己紹介
- 応募動機
- 経歴・実績
- アピール
- スケジュール・稼働量
- 納期の目安
- 締めの挨拶
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Webライターの提案文の最初には、簡単な自己紹介を書きましょう。
クライアントはお金を払って仕事を依頼してくれるため、下記のWebライターに仕事を依頼したいと考えます。
- 事業内容に共感し、貢献してくれるか
- 真面目に仕事をしてくれ信頼できる人物か
- Webライターのスキル、経験に問題はないか
正直な話、提案文に自己紹介がなく、応募者の人物像がわからない場合は「この人なんでWebライターやってるんだろう」「仕事がきついって逃げ出さないかな」なんて思われる恐れもあります。
依頼されたら真面目に仕事をこなすよ、社会人としての常識があるよということを証明するためにも、自己紹介を添えましょう
ただ、自己紹介が長くても読みにくいので、私の場合は、下記のように書くことが多いです。
はじめまして。2016年よりWebライターをしているたじみゆ(実際の提案文では本名を書いています)と申します。
第一子の出産を機に自宅で働きたいと考え、Webライターになりました。
Webライターになる前は、自動車部品メーカーにて経理や品質保証業務をしておりました。
名前とWebライターになった経緯、それまでも仕事を簡単に紹介しています!
続いて、今回応募した理由やクライアントのメディアで執筆したい理由を書きましょう。
自分がWebライターとして貢献できることを添えれば、応募動機からスキルへのアピールにつなげられます。
例えば、私は下記のように応募動機を書くことが多いです。
「半年以上契約できる長期ライターを募集している点」や「専門性が高い司法書士法人のオウンドメディアにて記事を執筆できる点」に魅力を感じ、貴社の求人に応募させていただきました。
現在、7歳・4歳の子供を育児中であり、子供が小さいうちは自宅で働きたいと考えているため、長期のお付き合いも可能です。
他にも、過去の執筆実績をアピールしつつ応募動機につなげることもよくします
応募動機や自己紹介であなたの人となりや熱意を伝えた後は、クライアントにあなたを採用すべき理由を証拠と共にアピールしていきます。
例えば、私はFP資格を持っているため、下記のように経歴や実績を紹介することが多いです。
私は第一子出産後にFP2級の資格を取得し、これまで相続や不動産、投資など様々な金融ジャンルで執筆をした経験があります。
この経験を活かして貴社のオウンドメディアにてSEOと読者両方を意識した記事を執筆できると考えています。
業界での勤務経験やこれまでにWebライターとして頑張ったことをアピールするのでも、良いと思います!
志望動機や経歴、実績で添えられなかった場合、自分のアピール要素を提案文に盛り込みましょう。
募集要項や記事の掲載先メディア、募集の経緯などから下記のようにアピールしてみましょう。
- 1週間で〇時間以上は作業できるので、1週間で〇本納品できます!
- 家族も在宅ワークに理解があるので、お盆やGW、年末年始も稼働できます!
- 過去に同業界のオウンドメディアで執筆経験があります!
- 自分でブログも運営していますので、構成作成からWP入稿まで対応できます!
- 過去に「〇〇」「△△」などのキーワードで検索1位を取得した経験があります!
ただアピールしすぎると「癖が強いライターだな」と思われる恐れもあります。
検索順位は記事単体の質や検索意図の合致度だけでなく、サイトのドメインパワーや信頼性も重要視されるからです。
簡単に言えば、大手企業が運営しているメディアで書けば、それだけで検索上位に食い込める可能性が上がります
- 大手企業で執筆できたアピール
- 検索1位・上位を取得できたアピール
検索1位取得実績を提案文に添えれば、上記をアピールできる一方で「ドメインパワーありきの実績じゃないの?」とクライアントに懸念される恐れもあります。
このあたりは、匙加減が難しいのでクライアントとのやり取りや募集要項で相手の人物像やSEOへの知識を見極め、適度にアピールすることが求められます。
提案文を作成するときには、自分のスケジュールや稼働量も書いておきましょう。
信頼貯金がないため、クライアントにとってはWebライターがどのような人物が把握することができません。
- どれくらい納品してくれるのか
- 連絡をしたらすぐに返信してくれるのか
- そもそも仕事が辛くなったら飛ぶような無責任なWebライターではないか
クライアントに安心して仕事を任せてもらうためには、上記について提案文で解決しておくことが大切です。
私の場合は、下記のようにスケジュールや納品可能数を伝えています。
子供が通園・通学している間の平日日中および土日のどちらかに作業をすることが多いです。
そのため、5,000字程度の記事であれば1週間に〇本程度納品できます。
また、スマホでchatworkなどの通知も確認できますので、ご連絡いただいた場合は24時間以内に返信します。
自分がWebライターを採用する側なら、どんな不安があるかを考えながら提案文を書きましょう!
スケジュールと合わせて納期についても、書いておくことが大切です。
例えば、私の場合は下記のように納期について書いています。
5,000字程度の記事であれば、構成案やキーワードをご連絡いただいてから2~3日で初稿を提出することもできますので、お急ぎの場合も相談いただければと思います。
子供の長期休暇中や体調不良時などはご依頼をいただいたタイミングで納期の調整をお願いすることがあるかもしれません。
後者の納期調整については、長期で契約したいクライアントについては記載しています。
採用率を上げる目的ではなく、長期的に気持ちよくやり取りできるように予めこちら側のデメリットも書いています
ほとんどのクライアントは依頼時であれば納期の調整に快く応じてくれますし、逆に「早めに言ってくれて助かる!」と思ってもらえる場合すらあります。
Webライターの納期については、下記の記事で解説しているので、あわせてご参考ください。
ここまで提案文を書ききったら、最後に締めの挨拶を書いて終わりにしましょう。
最後まで気持ちよく読んでもらえるための工夫が重要です
私の場合は、下記のように締めくくることが多いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
貴社とお仕事できることを願っています。
そんなに難しく考える必要はなく、長々と提案文を読んでいただきありがとうございますという気持ちが伝わればOKです。
他の人と差別化できる提案文を作成するコツ
Webライターを始める人は年々増えていて、当ブログのようにWebライター向けのノウハウを解説するブログも増えています。
そのため、クライアントによっては提案文を読みなれていて、どの提案文も似たり寄ったりと感じる人もいるはずです。
採用率を上げるために、下記を工夫して他のWebライターとの差別化を図りましょう。
- 実績に数字を入れる
- 公開できる記事URLを添える
- 執筆ジャンルに関する知識や専門性を伝える
- 読みやすい文章で書く
- 丁寧・真面目な人柄を伝える
- 少しでも早く提案文を作成・提出する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クライアントに経歴や実績をアピールする際には、可能な限り数字を入れましょう。
例えば、下記のように数字付の実績を伝えられると良いでしょう。
- 検索1位を獲得しました
- 掲載先メディアのPVを〇割アップさせました
- クライアントのCV率を〇%改善しました
- 個人ブログで〇万円/月の売上を達成しました
クライアントのPV、CVについては教えてもらえないこともあるので、初心者ライターは自分でブログを運営して数字付の実績を作るのがおすすめです。
Webライターがブログを作るメリットは、下記の記事で詳しく紹介しています。
過去の執筆実績や自分のブログをアピール材料として使用する際には、記事のURLを添えておきましょう。
ただし、仕事として執筆した記事は納品時にクライアントへ著作権が移っている可能性があります。
一方で、自分が運営しているブログは自分に著作権があるので、記事URLとして公開可能です。
記名記事など実績が少ない初心者や未経験者こそ、ブログで実績を作るのがおすすめです!
クライアントに提案文を送るときには、WebライティングやSEOに関する知識だけでなく、執筆ジャンルに関する知識や自分の専門性を伝えましょう。
同じレベルのライティングスキルを持つWebライターが2人以上いた場合、執筆ジャンルに関する知識が豊富なWebライターに依頼したいと考えるクライアントも多いです。
- 執筆ジャンルに関する資格を持っている
- 掲載先メディアと似たジャンルでの執筆経験がある
- 過去にクライアントの事業内容に似た業界で勤務していた経験がある
- 執筆するジャンルが昔から大好きで、知識量や熱意だけは誰にも負けない
自分が専門にしたいジャンルに応募する際には、知識やスキルをアピールしましょう
提案文はつい長くなってしまいがちですが、クライアントが読みやすい文章で書くことも大切です。
また読みにくい提案文を提出するWebライターは、納品する記事も読みにくいのでは?と懸念される恐れもあります。
私もWebライターを採用した経験がありますが、提案文がダラダラと長い人は面接でも要点を得て会話ができない人が多い印象でした
読みやすい提案文を書くには、下記のコツを意識しましょう。
- 一文を短くする
- 必要最低限の内容を書く
- クライアントが提示したフォーマットがあれば、それに従う
- 【志望動機】【過去の執筆経験】など見出しを設定する
提案文はWebライターの第一印象を決めるため、丁寧な文章を書き、真面目な人柄であることを伝えましょう。
厳しい意見を言うようですが、丁寧でない提案文を書いた人は地雷ライターかもと思われ、落ちる可能性が高いです。
丁寧な提案文は、最低条件と思っておきましょう!
Webライターが提案文を提出する際には、できるだけ早く作成、提出することも大切です。
求人情報を掲載している期間中に、できるだけ良いライターを選びたいと考えるクライアントもいる一方で、ある程度スキルがある人なら早いもの順で採用したいと考えるクライアントもいます。
応募先が後者の場合は、提案文の提出が遅れるほど不利になってしまいます
落とされた仕事について覚えていないせいかもしれませんが、採用された仕事はどれもタイミングがうまくかみ合っていたと感じるものが多いです。
仕事に採用されるかは縁やタイミングも大きいので、採用されたい仕事を見つけたときはできるだけ早く行動に移しましょう!
Webライターが提案文を作成・提出するときの注意点
Webライターが提案文を作成する際には、初心者アピールをしない、テンプレ化しすぎないなどの点に注意しなければなりません。
Webライターが提案文を作成、提出するときの注意点は、主に下記の通りです。
- 初心者アピールをしない
- 提案文を使いまわさない
- クライアントが決めたフォーマットがあれば従う
- アピールしすぎない
- 採用されなくても落ち込みすぎない
それぞれ解説していきます!
Webライター初心者や未経験者が提案文を提出する際には、絶対に初心者アピールをしないでください。
クライアントはWebライターを勉強したい人を探しているのではなく、コストに合う質の記事を納品してくれるWebライターを探しています。
むしろ「初心者だから質が低いかもな」「初心者だから出来なくてもOKって思ってる?」と敬遠されるリスクがあります。
仕事に応募する時点で、あなたはプロのWebライターです
仕事に自信がなかったとしても、提案文にはその気持ちを書かず「採用されたら猛勉強して仕事をこなすぞ!」と考えることが大切です。
数多くの仕事に応募する場合でも、提案文をまるまる使いまわすのは避けましょう。
例えば、執筆実績を紹介するにしても、クライアントの事業内容や募集されている記事ジャンルによってアピールすべき記事は変わってきます。
できるだけ募集ジャンルやクライアントの事業内容に近いジャンルの記事を実績として紹介すべきです
使いまわしの提案文は意外と相手にバレますし、募集要項をちゃんと読んでいないんだろうなという印象を与えてしまいます。
もちろん、Webライターの大量募集をかけているクライアントには使いまわしの提案文でも採用される可能性はあります。
一方で、企業に直接営業する際や長期的にお付き合いできるクライアントを探す場合は、1社ずつ提案文を書いた方が最終的には良い結果につながりやすいです。
クライアントによっては、募集要項に提案文のフォーマットを用意している場合もあります。
その場合は、指示に従って提案文を作成しましょう。
よくあるのは、下記のように提案文に記載してほしい内容を書いているケースです。
応募する際には、下記の内容をいただけますと幸いです。
- これまでの執筆実績(URL付)
- 過去に〇〇業界で執筆した経験があるか
- 1週間に何記事納品できそうか
上記のように、募集要項にて質問事項が用意されている場合は、回答しつつ個別にアピールしたい要素があれば添えておくのがおすすめです。
このように質問事項を整理しているクライアントは、募集が殺到している可能性があります。
応募者が多いとすべての提案文に目を通すのも大変なため、読みにくい提案文やフォーマットに従っていない提案文はスルーされる恐れもあります。
相手が確認しやすい形式で提案文を作成することが大切です!
受かりたい気持ちが大きいと、ついつい自分をアピールしてしまいますが、提案文で過剰なアピールをするのは避けましょう。
Webライターの場合、提案文(書類選考)の後に面接やテストライティングが控えていることが多いです。
そのため、提案文だけで採用可否を決めてもらう必要はなく「次のステップに進んでもらいたい」「もう少し話を聞いてみたい」と思わせるだけでOKです。
自分からグイグイ行くより、相手から来てもらった方が採用されやすくなります
渾身の提案文を書いても、落ちるときは落ちるので不採用に落ち込みすぎないようにしましょう。
クライアントも予算が決まっている以上、採用するWebライターの人数を決めていることがほとんどです。
採用されなかった場合は「自分がだめだ」と落ち込むのではなく「他にもっといい人がいたんだろうな」と考えて、気持ちを切り替えましょう。
特定の求人サイトやクラウドソーシングを利用して不採用が続く場合は、別の求人媒体を試すのも選択肢のひとつです
【まとめ】提案文提出はWebライターへの第一歩
Webライターが仕事に応募するときには、提案文を提出することが一般的です。
提案文の内容をもとに書類選考されるので、自己紹介や過去の執筆実績を中心に読みやすくまとめることが大切です。
クライアントによっては、フォーマットを用意していることもあるので、用意されている場合は指示に従い作成しましょう。
営業の回数や求人に応募する回数が多いと提案文を使いまわしたくなりますが、クライアントごとに募集の経緯や執筆先のメディアが異なるため、各クライアントや募集内容に合った提案文を作成していきましょう。
この記事を読んだ人が1人でも多く、自分に合う仕事を見つけられることを願っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました!