この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
最近Webライティングの仕事を始めてSEOが大切ということはわかってきました!
WebライターはどうやってSEOを学べばいいのかな?
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライターに必要なSEOの知識や勉強方法を解説します。
SEOとは、検索エンジン最適化の略であり、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでコンテンツやホームページが上位表示されるように工夫することです。
Webライティングの仕事の多くは、狙ったKWで記事を検索上位表示させることが目的のSEOライティングです。
そのため、WebライターがSEOの知識を持っていればそれだけ仕事で成果を出しやすくなります。
月数万円以上を安定して稼ぎたいのであれば、SEOについて学んでおいて損はありません
また、SEOは日々変化しているので、すでにある程度SEOについてわかってきたライターさんも常に勉強する意識を持ちましょう。
本記事では、Webライター歴9年目の筆者がSEOの勉強方法やWebライターに求められるSEOの知識を解説します。
- Webライター歴9年
- 現在の月収は50~60万円程度
- 8歳・5歳の子供を育児中
- FP2級取得、金融・相続専門ライター
- SEOとは何か
- Webライターに求められるSEOの知識とはどんなものか
- WebライターがSEOを意識して記事を書く流れ
SEOとは
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化の略で、ウェブサイトやコンテンツがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位に表示されるように工夫することです。
SEOといっても内容や施策は多岐にわたります。
- キーワードを設定して記事を書く
- GoogleやYahoo!の検索アルゴリズムにも読者にもわかりやすいサイト構造にする
- 被リンク対策をする
WebライターがSEOを勉強すれば収入・仕事を増やせる!
結論から言うと、安定して稼げるWebライターになりたいのであればSEOの勉強は必要不可欠です。
WebライターがSEOの勉強をすれば収入を増やせる理由は、下記の通りです。
- Webライティングの仕事の多くはSEOライティングだから
- SEO対策に力を入れる企業が増えてきたから
- SEOの知識があればWebディレクターやSEOコンサルにもなれるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Webライターの仕事は、狙ったキーワードで検索上位表示を狙うSEOライティングがほとんどです。
なお、SEOライティングで使用するSEOの知識はごくごく限られた範囲です。
Webライターに求められるSEOの知識を絞って学習すれば、効率よく最短ルートで稼げるライターになれますよ!
SEOを意識した文章を書いてくれるライターさんは、クライアントにも重宝されるので継続依頼をもらえる可能性も高いです。
実際に、Webライター9年目の私もほとんどが継続案件の仕事です
2021年にインターネット広告が新聞やテレビなどのマスメディアの市場規模を上回るようになり、現在もインターネット広告の市場規模は拡大を続けています。
それに伴い、SEO対策に力を入れる企業も増えてきています。
- SEOやコンテンツマーケティングに力を入れる企業が増える
- コンテンツ作成の仕事も増える
- SEOライティングの仕事も増える
上記のように、Webライターの仕事はまだまだ多く、ほとんど修正が必要なくSEOに強い記事を書けるライターは少ない印象です。
私はディレクターやマーケターとして仕事をすることもありますが、常に良いWebライターさんを探しています
生成AIの進化でWebライティングはオワコンなんて言われるときもありますが、質の高いライターさんは引く手あまたの状態ともいえるでしょう。
SEOの知識を深めれば、Webライターとして仕事をするだけでなく、WebディレクターやSEOコンサルタントとしてのキャリアも築けます。
WebディレクターやSEOコンサルタントは稼働量が多く、収入も安定しやすいのが魅力です。
時給制や月額報酬制の契約が多いので、収入や仕事量を安定させたい人にぴったりです
Webライターが押さえておきたいSEOの基礎10個
SEOには外部SEOや内部SEO、コンテンツSEO、テクニカルSEOなどいくつかの分類がありそれぞれ対策項目が異なります。
Webライターをするのであれば、基本的には内部SEOやコンテンツSEOを学んでおくのがおすすめです。
中でも、Webライターが特に押さえておきたいSEOの基礎の部分は、下記の通りです。
- タイトルや見出しに検索キーワードを入れる
- 本文にも適宜キーワードを入れる
- キーワードを検索する読者のニーズを考える
- 読者の悩みを解決できる記事を書く
- キーワードを検索する読者にとって必要な情報を網羅する
- 関連キーワードや共起語・再検索キーワードを記事に盛り込む
- 読みやすい記事を書く
- 検索上位の記事と差別化をする
- 信頼できる統計データ・参照元などを提示する
- 内部リンクを設定する
それぞれ詳しく解説していきます。
WebライティングではH1タグでタイトル、H2やH3などで見出しを設定しますが、タイトルや見出しには検索上位表示させたいキーワードを含めましょう。
タイトルや見出しだけでなく、本文にも適宜キーワードを盛り込みましょう。
あくまで読者の読みやすさを最優先した結果、本文内にも自然にキーワードが盛り込まれているのが理想です。
SEOライティングのほとんどは、記事のキーワードで検索した読者の悩みや疑問を解決することが目的です。
そのため、読者の検索意図やニーズ、どうやったら悩みや疑問を解決できるか想像することが非常に重要となってきます。
例えば「日焼け止め おすすめ」であれば、読者は自分に合う日焼け止めやおすすめの日焼け止めを探していると想像できます。
他には「生後2ヶ月 寝てくれない」といったキーワードであれば、生後2ヶ月の赤ちゃんがいるママ・パパで赤ちゃんがなかなか寝てくれない、夜の授乳間隔が短くてどうにかならないか知りたいと考えていると推測できるはずです。
検索意図や読者の悩みは想像するのも良いですが、実際にそのキーワードで検索してみることも大切です!
SEOライティングをするときには、読者の悩みを解決できる記事を書くんだという意識を持ちましょう。
具体的には、下記の内容を記事に盛り込むと読者が「自分のための記事だ」「この方法なら悩みを解決できそうだ」と思ってくれます。
- 悩みや疑問をはっきりと言語化する(私のこと言ってる!と思わせる)
- 解決方法や疑問の回答を端的に伝える
- 解決方法や疑問の回答の根拠や理由を解説していく
自分が最後まで読み進めたWeb上の記事の構成を確認してみるのも勉強になりますよ!
WebライターがSEOに強い記事を書くためには、読者が求める情報を漏れなく記事に含めることが重要です。
検索エンジンのアルゴリズムでは、読者の完読率や離脱率も評価のひとつとしていると言われています。
読者にとって必要な記事が詰まっていて最後まで読まれる記事は、検索上位表示されやすくなります!
SEOを意識するのであれば、記事のメインキーワードだけでなく、関連キーワードや共起語、再検索キーワードも意識して記事に取り入れましょう。
関連キーワードや共起語、再検索キーワードとは、下記の通りです。
関連キーワード | 検索したキーワードに関連性の高いキーワード 再検索キーワードも関連キーワードのひとつ |
共起語 | メインキーワードと一緒に使われやすい言葉 |
再検索キーワード | 関連キーワードのひとつ 読者が最初に検索して訪問したページを離脱後、再度検索したキーワード Googleの場合は「他の人はこちらも検索」といった名称で表示される |
関連キーワードや共起語、再検索キーワードも確認しておくと、記事の検索意図や読者の悩みをつかみやすいです。
SEOを意識した記事を書いても、読者にとって読み辛い内容では離脱率が上がってしまい検索上位表示されにくくなります。
特に近年では、スマホで記事を読む人が増えているので簡潔な表現や箇条書き、表などを使用した読みやすいコンテンツが好まれます。
冗長表現や1文を長くしすぎるのはやめましょう!
「この人やるなぁ」とディレクターやクライアントに思われるライターになりたいのであれば、検索上位の記事と差別化することも意識しましょう。
今上位表示されている記事と同じような記事なら、あえて順番入れ替える必要はないわけですよね
そのため、すでに公開されている記事を押しのけて検索上位表示を狙うのであれば、独自要素が必要です。
独自要素の内容は、コンテンツの数や掲載メディアの性質によっても変わってきます。
- 口コミやインタビューを入れる
- 専門家の監修記事にする
- オリジナル写真や動画を活用する
- 検索上位には書かれていない一次情報を含める
ここが難しいのですが「あなたの書いた記事を読むべき理由とは?」と常に問い続けて記事を書かなければなりません
記事の内容にもよるのですが、信頼できる統計データや参照元なども記事に盛り込みましょう。
例えば、国や自治体、信頼できる機関が出している統計データの中に活用できるものはないか確認する癖をつけるのも有効です。
私は金融、相続の記事を多く書くため、税務署の統計データや総務省統計局の家計調査は頻繁に利用します
記事を書く際には、記事内に関連記事との内部リンクを設定しましょう。
内部リンクを設定することで読者が別記事を読みやすくなりますし、検索アルゴリズムもサイト内を回遊しやすくなるからです。
WebライターがSEOライティングをする流れ
仕事を始めたばかり、もしくはこれからWebライターになろうとしている人にとっては「SEOライティングと言われてもよくわからない」「どうやって記事を書けばいいんだろう」と悩む人も多いのではないでしょうか。
本章では、SEOライティングの基本的な流れを解説します。
- 記事のキーワードを受け取る
- キーワードで実際に検索してみる
- 検索上位のタイトル・見出しを確認する
- 読者の検索意図を推測する
- どうすれば読者の悩みを解決できるのか考える
- 必要な情報を整理しタイトル・見出しを作る
- 関連キーワードを入れてタイトルや見出しを調整する
- 本文を執筆する
- 読者の悩みを解決できそうか記事全体を読み直す
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クライアントワークの場合、記事のキーワードはクライアントが選定しWebライターに渡してくれることが多いです。
自分でネタを探す必要やキーワード選定をする必要はないので、ご安心ください
クライアントからキーワードを受け取ったら、次にそのキーワードで実際に検索してみましょう。
キーワードを見るだけで検索意図を予測できることも多いですが、実際に検索することで以下の情報も取得できます。
- 自分が考えた検索意図とGoogleが考えた検索意図が一致しているか
- 上位表示されるメディアの種類・記事の内容
- 上位表示される記事の文字数
- 上位表示される記事のCV先
- 関連キーワードや再検索キーワード
ごくまれに自分が想定していた検索意図と、Googleが考えている検索意図(検索上位表示結果)が異なる場合があります。
自分で判断がつかない場合は、クライアントに相談してみるのも良いでしょう
キーワードの検索結果を確認する際には、何となく上位表示されているコンテンツを見るだけでなく、タイトルや見出しも確認しましょう。
また、タイトルや見出しの文言が検索上位と似過ぎていないか確認するために控えておくと良いでしょう
検索上位のタイトルや見出しを確認すれば、読者の検索意図も推測できます。
例えば「ダイエット 食事」のキーワードの検索意図は、下記のように推測できます。
ダイエットをしたいと考えており、どんな食事を食べればいいのか、朝食や昼食、夕食のおすすめメニューなど基本的な情報を知りたい
記事としては、ダイエットを意識した食事についての情報をまんべんなく解説すれば良いでしょう。
一方で「ダイエット 食事 朝食」だったら、食事全体ではなく朝食に絞った記事が求められるはずです。
出勤前でも準備しやすい時短メニューや食材ごとのおすすめメニュー、コンビニで調達できるダイエットに適したおかずなどを紹介すると、読者の悩みを解決できる可能性があります。
このように、若干キーワードが違うだけで検索意図や読者の知識量が変わってくるので実際に検索結果を見てみる、そこから検索意図を自分で考えてみることが重要となってきます。
読者の検索意図が明確になったら、次に考えるべきは、どのような情報を提供すれば読者の悩みを解決できるかです。
読者の気持ちを想像できるか、必要な情報を過不足なくリストアップできるかが重要です
読者の悩みを解決するために必要な情報が揃ったら、それを整理して記事のタイトルや見出しを作成します。
先ほどの例に出した「ダイエット 食事 朝食」のキーワードであれば、昼食や夕食メニューまで紹介すると記事のボリュームが増えすぎてしまう恐れがあります。
朝食に特化した記事を書くことが求められます
見出しが決まったらタイトルを考えましょう。
私の場合は、キーワードを含めつつ読者が最も知りたい情報を端的に伝えられるタイトルを作成するようにしています。
仮タイトルや仮見出しができたら、関連キーワードや共起語、再検索キーワードを入れられないか確認しましょう。
例えば「ダイエット 食事」のキーワードで記事を書くと考えてみましょう。
上記のように、関連キーワードには「メニュー」が含まれます。
それなのに見出しが「ダイエットにおすすめ!1週間の献立例」などだったら関連キーワードを拾うことができず非常にもったいないです。
- 前:ダイエットにおすすめ!1週間の献立例
- 後:ダイエットにおすすめの1週間の献立メニュー
上記のように、献立をメニューに言い換えれば同じ内容で関連キーワードまで網羅できます。
今回紹介したのは、単純に言葉を言い換えたケースですが、関連キーワードや再検索キーワードを確認して見出し自体を追加することもあります。
タイトルや見出しが決まったら、いよいよ本文の執筆に入ります。
正直な話、タイトルと見出し、書きたい情報(参考サイト)が決まっていれば本文はすらすら書けます。
タイトルや見出しに大きなずれがなければ、それほど意識しなくても本文には対策キーワードや関連キーワード、共起語を盛り込めるはずです。
本文を書き終えたら、記事全体を通して読者の悩みを解決できる内容になっているかどうかを確認します。
読者の気持ちになって、通しで読んでみるのがおすすめです!
読者の悩みを解決するには不十分だと思ったら必要に応じて修正や追記を行い、記事の完成度を高めましょう。
WebライターがSEOを勉強する方法
WebライターがSEOを勉強するには、クライアントワークをひたすらこなすだけでなく、自分でブログを運営するのもおすすめです。
- クライアントワークをこなす
- 自分でブログを運営してみる
- 他の人が書いた記事を読む
それぞれ詳しく解説していきます。
WebライターとしてSEOを学ぶ最も実践的な方法のひとつは、クライアントワークを通じて経験を積むことです。
特に、最近のクライアントワークは丁寧なレギュレーション(記事執筆時のルール)が用意されていることも多いです。
最初はレギュレーションの内容を守るように意識して、余裕ができたらレギュレーションの意味自体を考えると非常に勉強になりますよ!
私も最初はレギュレーションを守るだけでいっぱいいっぱいで、自分でSEOのことなんて考えていませんでした。
それでも「何でこんなに細かくレギュレーションが決まっているの?」「これを守るとどうなるの?」と疑問を持つようになり、徐々にSEOの知識習得につながりました。
自分でブログを運営することも、SEOを学ぶにはとてもおすすめです。
単発のクライアントワークをしている場合、自分が書いた記事がどんな評価を得たか確認できない場合もあります。
特にクラウドソーシングを通じて請けた仕事は、掲載先メディアがわからないケースも多いです
一方で、自分のブログを運営すれば掲載先メディアがわからないなんてことはないですし、記事単体だけでなくサイト全体のSEOも学べます。
- 本文執筆だけでなく、構成作成やキーワード選定まで仕事の幅を広げたい
- 新記事執筆だけでなくリライトも勉強したい
上記の人は、ブログ運営することも検討してみましょう。
月額1,000円程度の維持費ですみますし、ライター業の経費として申請できます!
他の記事をWebライター目線で読むことも、SEOの勉強につながります。
他の記事を読むことで、記事の切り口や言葉選び、遡及方法などのバリエーションを増やせます。
他の人が書いた記事を丸パクリするのはNGですが、参考にするのはOKです!
私もWebライターになってから、今まで何となく読んでいたネットニュースやコラムを細かい部分まで読むようになりました。
SEOについてよくある質問
最後に、Webライターが学ぶSEOについてよくある質問を回答と共に紹介していきます。
- WebライターとSEOライターの違いは何ですか?
- WebライターはWeb上に掲載する記事を書くライターすべてが該当します。
それに対して、SEOライターは狙ったキーワードで上位表示させることを目的とした記事を書くWebライターです。
- SEOライターの仕事内容は?
- SEOライターは、クライアントが狙っているキーワードで記事を書き、検索上位表示を狙うことを目的としています。
- WebライティングにおけるSEOとは?
- SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでコンテンツやホームページが上位表示されるように工夫することです。
WebライティングにおけるSEOとは、狙ったキーワードで記事を書き検索上位表示を狙うことです。
【まとめ】SEOについて勉強して収入UPを目指しましょう
Webライターの仕事の多くはSEOライティングなので、SEOの知識を身につければ収入を上げやすくなります。
SEOは外部対策や内部対策など多岐にわたりますが、Webライターの場合は内部SEOやコンテンツSEOを学んでおくと良いでしょう。
中でも、WebライターがSEOを勉強する際に押さえておくべき基本事項は、下記の通りです。
- タイトルや見出しに検索キーワードを入れる
- 本文にも適宜キーワードを入れる
- キーワードを検索する読者のニーズを考える
- 読者の悩みを解決できる記事を書く
- キーワードを検索する読者にとって必要な情報を網羅する
- 関連キーワードや共起語・再検索キーワードを記事に盛り込む
- 読みやすい記事を書く
- 検索上位の記事と差別化をする
- 信頼できる統計データ・参照元などを提示する
- 内部リンクを設定する
上記を勉強する際には、クライアントワークをこなすほかにもブログ運営や他の人が書いた記事を読むなどがおすすめです。
この記事を書いた人が1人でも多く、SEOの知識を身につけ、Webライターとして収入が上がることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました