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2016年からWebライターになってから常々思っているのですが、Web業界って本当にカタカナ用語が多いですよね
在宅ワークやWebライターの仕事を始めたばかりの人向けに、用語集を作成しました。
「これあったらいいかも」という単語を随時更新していくので、登録されていない単語でも気になるものがあったらご質問いただければと思います。
ア行
「あいうえお」から始まる用語は、こちらで紹介しています。
プロジェクトやメディア編集部にメンバーとして加わること。
例:このたびアサインされました「たじみゆ」です。よろしくお願いいたします。
Web業界用語ではないのかもしれない。
個人的には非常にうさん臭く感じており「アサイン」という言葉が飛び交う編集部やプロジェクトに参加することになると一瞬身構えてしまう。
最近では、アサインだけでなく「ジョイン」という言葉が使われるときもある。
収益化を目的としたリンク。クリックや購入が発生すると報酬が得られる。
日本人は「誰かが儲けている=自分が損した気になる」人が多いからか、アフィリエイトリンクが目の敵にされている印象。
ただし、アフィリエイトの主旨としては紹介料をもらうだけであり、一般的な小売店や不動産仲介などと何ら変わりない。
Googleなどの検索エンジンにおいて、記事の検索順位を決めるためのルール。
アルゴリズムは長年ブラックボックス化していたが、最近、情報が流出し、SEO業界では一瞬てんやわんやとなった。
検索エンジンがWebページの情報をデータベースに登録すること。
インデックスされることで検索結果に表示されるようになる。
新しくドメインを取得したばかりのサイトは、インデックスに時間がかかることも多いため、サチコでインデックス登録を主導で行うことも大切である。
カ行
「かきくけこ」から始まる用語は、こちらで紹介しています。
検索エンジンでユーザーが入力する語句。SEO対策をするには、本文や見出し、タイトルでキーワードを入れることが非常に重要。
「KW」「クエリ」と記載することもある。
読者の注意を引くための短くて魅力的なフレーズ。記事や広告の冒頭に使用されることが多い。
SEOライティングとキャッチコピー作成スキルは、似て非なるものである。
クライアントは、Webライターに軽い気持ちで「今回はキャッチコピーもよろしく」と頼んではいけない。
ラーメン屋にオムライス頼むくらい難しい注文をしている場合もあるからだ。
検索結果ページに表示される、ページの要約情報。
視覚的に目立ちクリック率も高いため、SEOライティングでは強調スニペット獲得がひとまずのゴールである。
逆に言えば、強調スニペットもしくは検索1位を獲得していない限り、SEOは終わらない。
検索エンジンのクローラーがWebサイトを巡回して情報を収集するプロセス。
クロールが行われることで、Googleに記事の存在を伝えることができ、検索順位を決定してもらえる。
2023年頃までクロールが極端に遅いと言われている時期があった。
今でもたまに遅いと言われることもあるが、大分回復してきている印象。
クロールが回らないと検索順位改善も見込めないため、サイト構造をわかりやすくする、リライト時にはインデックス登録を行うなどの対策も必要である。
Googleの検索エンジンのアルゴリズムが変更されること。検索順位が大きく変動するため、SEO戦略に大きな影響を与える。
「コアアプデ」「アプデ」とも呼ばれる。
コアアップデートが来ると、ブロガーやWebライター、Web集客担当者は感情が大きく揺さぶられ、繁忙期となる。
コアアップデートは以前は3ヶ月に1度くらいと言われていたが、今は不定期に行われることもある。
文章の読みやすさや構成を改善し、読みやすさや情報の正確さを向上させるための作業。
一方で、校閲は文章の「内容の間違い」を正すことである。
読者に特定の行動を促すためのフレーズやボタン。「今すぐ購入」や「詳細はこちら」など。
CTAが適切に配置されていると、読者が商品購入や問い合わせなどをしやすくなる。
一方でCTAが多すぎると、記事に広告感が増してしまうし、記事が長くなるため読みにくくなる。
有益なコンテンツを作成し、ターゲットオーディエンスに価値を提供することで、ブランド認知や信頼性を向上させるマーケティング手法。
サイト訪問者が望ましいアクション(購入、問い合わせ、登録など)を行うこと。
コンバージョン率(CVR)はSEOやマーケティングの成果を測る指標。
SEO対策同様に、CV率改善も終わりがなく、心が折れそうになるときもある。
サ行
「さしすせそ」から始まる用語は、こちらで紹介しています。
Googleが提供する無料のツール。サイトのインデックス状況や検索パフォーマンスを監視・管理するために使用される。
端的に言えば、読者が何のキーワードを入力して記事にたどり着いたかを調べられるため、リライトやキーワード選定時には非常に役立つ。
サーチコンソールを使ってキーワード選定やリライト、サイト分析ができれば、Webライターだけでなく、WebディレクターやSEOコンサルとしての道もひらける。
略して「サチコ」とも呼ぶ。
タ行
「たちつてと」から始まる用語は、こちらで紹介しています。
記事のタイトル。この記事なら「【随時更新】Webライター向け用語集」。
読者の注意を引き、クリックされやすくするために工夫が必要。
タイトルは検索結果でも表示されるので、読者にわかりやすく記事の内容を伝える必要がある。
なお、Google検索の場合、32字を超えるタイトルは後ろがカットされるので、重要KWは左端に寄せるなどのテクニックも有効。
文章の雰囲気やスタイル。ターゲットや記事の目的に応じて調整することが重要。
例:トンマナは30代女性で親しみやすい雰囲気
ナ行
「なにぬねの」から始まる用語は、こちらで紹介しています。
同じサイト内の他のページへのリンク。SEO対策や読者の回遊率向上に役立つ。
リライトすべき要素がないっていうときには、意外と内部リンクの調整をするだけで、検索順位が上昇することもある。
クライアントから指定された提出期限。納期を守ることは信頼を築く上で非常に重要。
重要だし納期を守るなんて当たり前だが、意外と守れないライターが多いのも現実。
そのため、初心者Webライターは、納期をきちんと守るだけでもそれだけで重宝される場合もある。
ハ行
「はひふへほ」から始まる用語は、こちらで紹介しています。
他のWebサイトから自分のサイトへのリンク。SEOにおいて重要な要素とされる。
「被リンク」とも呼ばれる。
クライアントや編集者からの意見や指摘。品質向上や次の仕事の参考にする。
「納期を守る」同様に、一度受けたフィードバックを次回以降きちんと反映するWebライターも意外と少ない。
初心者Webライターは、一度受けたフィードバックを次回以降反映するだけでも、どんどん上達可能。
ホワイトハットSEOと異なり、検索アルゴリズムの隙をつき、検索上位表示を狙うこと。
個人的には、ブラックハットSEOは必ずしも悪いとは言えないし、検索アルゴリズムがある限り絶対になくならない。
ただし、検索エンジンを提供している以上、GoogleはブラックハットSEOを利用した低品質コンテンツが上位表示されていたら排除しないといけないし、検索エンジンを利用している人は読んだ記事の情報が正しいか自分で見極める必要がある。
ブラックハットSEOは当然Googleも排除するため、ホワイトハットSEOより流行り廃りが激しい。
近年では、ディレクトリ貸などが有名である。
生成AIに指示を与えるための文章。
プロンプトの質が低いと、生成物の質も悪くなるため、AIを活用するためにはプロンプトを作成するスキルが必要不可欠である。
ターゲットの具体的なプロフィール。マーケティング戦略やコンテンツ作成の際に使用する。
例:「この記事のペルソナは30代女性で2人の子持ちで、家事育児に毎日疲れていて自分の時間がない主婦」
某人気ゲームのことではない。
検索エンジンのガイドラインに従った正当なSEO手法。
ブラックハットSEOとは対照的。
非常に簡単に言うのであれば「読者にとって良いコンテンツを提供し続けること」がホワイトハットSEOの本質である。
マ行
「まみむめも」から始まる用語は、こちらで紹介しています。
メタタイトルやメタディスクリプションなど、検索エンジンに対してWebページの内容を説明するための情報。
記事の総文字数。記事のボリュームを管理するために、クライアント側が指定することが多い。
スマートフォンやタブレットでも快適に閲覧できるWebページの設計。
モバイルフレンドリーであることはSEOにも重要。
ヤ行
ラ行
「らりるれろ」から始まる用語は、こちらで紹介しています。
記事の冒頭部分。要点を簡潔に伝え、読者の関心を引く役割を果たす。
「在宅ワーク」「在宅勤務」「テレワーク」とも呼ぶ。
オフィス出社ではなく、自宅などからリモートで作業を行うこと。
既存の記事を改訂・修正して、新しいコンテンツとして公開すること。
SEO効果の向上や情報の最新化、CV率改善など様々な目的がある。
個人的な意見だが、リライトを依頼されると検索順位改善などの成果が数値で出るため、非常に緊張する。
特定のニッチな検索クエリを狙ったキーワード。競合が少なく、ターゲットユーザーに届きやすい。
運営歴の浅いメディアはビッグキーワードで上位表示が難しいため、まずはロングテールキーワードで確実に検索上位を狙っていく戦略がよくとられる。
ワ行
A・B・C・D・E
A・B・C・D・Eから始まる用語は、こちらで紹介しています。
生成AIの一種で、自然言語処理を行うためのモデル。
OpenAIが提供している。
有料版もあるが、2024年から無料版でも高性能なGPT-4を使えるようになり、利便性がかなり向上した。
コンテンツを管理・編集するためのシステム。WordPressやJoomlaなどが一般的。
クリック率。検索結果に表示されたリンクがクリックされる割合で、SEOの効果を測る指標の一つ。
F・G・H・I・J
K・L・M・N・O
P・Q・R・S・T
P・Q・R・S・Tから始まる用語は、こちらで紹介しています。
検索エンジンの検索結果ページ。SEOライティングの目的は、このページで上位表示されること。
検索エンジン最適化。Webページを検索エンジンの検索結果上位に表示させるための技術や方法のこと。
Webライターの仕事の多くは検索上位表示を目的とした「SEOライティング」。