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Webライターの仕事をしていて合わないクライアントと仕事を続けるべきか悩む……
そろそろ受注する文字単価を上げたいんだけど、どうやって仕事を断ればいいのかな
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライター向けの仕事の断り方を紹介します。
フリーランスや個人事業主として働くWebライターの場合、自分で自由に仕事を選べます。
文字単価や執筆内容など自分の希望に合わない仕事を依頼された場合、断ることも可能です。
ただし、Webライターが仕事を断る際には、理由を伝えできるだけ誠実に対応する必要があります。
次回以降、条件が合えば依頼してくれる関係を作れるのが理想です！
本記事では、Webライターが仕事を断る方法や伝え方を紹介します。
Webライターやフリーランスの生き方、働き方に悩んだときには、下記の記事もおすすめです。
- Webライター歴9年
- 現在の月収は50～60万円程度
- 8歳・5歳の子供を育児中
- FP2級取得、金融・相続専門ライター
- 詳しいプロフィールはコチラ
- Webライターは仕事を断れるのか
- Webライターが仕事を断るときに意識すべきこと
- Webライターが仕事を断るときの伝え方
フリーランスのWebライターは自分で仕事を選べる
フリーランスや個人事業主として働くWebライターは、自分で自由に仕事を選べます。
条件に合わない仕事は、断っても問題ありません
依頼された仕事をすべて受注していると時間や余裕がなくなってしまい、本当にしたい仕事や勉強ができなくなってしまいます。
自分に合わない、希望と異なる仕事は断ることも大切です
とはいえ、フリーランスとして仕事をしていると、どうしても仕事を断ることをためらってしまいがちです。
- せっかく依頼してくれたんだし……
- 今断ると、次の仕事なんて来ないかもしれない
こんな風に不安になってしまうときが私にもあります。
ただ経験上言えるのは、ちょっと嫌だな、条件が悪いなと思って受注した仕事がその後に条件が良くなるケースは非常に少ないです。
勇気を持って仕事を選び、理想の働き方を追求しましょう！
【Webライター向け】仕事の依頼の断り方
Webライターが仕事の依頼を断るときには、ただ断るのではなく相手への感謝の気持ちを伝えて次回の依頼につなげることが重要です。
具体的には、下記を意識して断るのが良いでしょう。
- 相談・依頼への感謝の気持ちを伝える
- 理由を添えて断る
- 追加受注を断る場合は伝えるタイミングに気を付ける
- 可能であれば代替案を提示する
それぞれ詳しく解説していきます。
まず、依頼を受けた際は断るにしても感謝の気持ちを伝えておきましょう。
クライアントが自分を信頼して依頼してくれたことは、非常にありがたいことだからです。
具体的には、下記のように感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
- お声がけいただきありがとうございます
- ご相談いただき、大変感謝しております
上記のように、感謝の気持ちを伝えるとクライアントとの関係も維持しやすくなります。
依頼を断る際には、仕事を受注できない理由も伝えましょう。
ただ「できません」と言うのではなく、なぜ対応できないのかを説明した方がクライアントも納得してくれます。
理由を伝えるときは嘘はつかず、正直に言ってしまって問題ありません。
例えば、下記のように伝えましょう。
- 現時点では他のプロジェクトが進行中で、納期に対応できそうにありません
- 大変申し訳ありませんが、現在のスケジュールでは十分なクオリティを確保することが難しいため、今回はお引き受けできません
ハッキリとした理由を伝えれば、クライアントも「今回は無理だったんだな」と理解してくれます。
継続依頼を断る場合や追加受注を断る場合は、断るタイミングにも注意しなければなりません。
現在の仕事をしているタイミングで先に断ってしまうと「クライアントとその後気まずい」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、早く断った方がクライアントも代わりのライターを探しやすくなるので「次は受注できないな」と思ったタイミングで伝えておきましょう。
万が一、継続依頼や追加受注を断った途端、態度が悪くなるクライアントがいたとしたら「あたりがきつい人とこれ以上仕事をしなくてすんだ」と考えればOKです。
もらった条件で仕事を受注するのが難しい場合、代替案を提案できないかも考えてみましょう。
例えば、ほんの数日納期を遅らせれば対応できそうであれば、その旨を伝えると感謝される場合があります。
- いただいた納期では対応が難しいのですが、〇月〇日以降の納期であればお引き受けできます
- 信頼できるライターをご紹介できますので、ご興味があればご連絡ください
ただ断るのではなく相手への提案を添えることで「最大限気遣ってくれた」と相手に思ってもらいやすくなります。
【理由別】Webライターが仕事を断るときの例文
Webライターが仕事の依頼を断るときは、基本的にはメールやチャットで連絡をすることが多いはずです。
本章では、下記の理由別に仕事を断るときの例文を紹介します。
- スケジュール的に難しいとき
- 単価・報酬が合わないとき
- 興味関心の持てないジャンルのとき
- 自分の得意分野と異なるとき
- 継続案件を断りたいとき
それぞれ詳しく紹介していきます。
スケジュールが厳しく受注できないときには、正直に理由を伝えて丁寧に断るだけで問題はありません。
例えば、下記のように断りましょう。
この度はお声がけいただきありがとうございます。
大変恐縮ですが、現在他の案件でスケジュールが埋まっており、納期に対応することが難しい状況です。
また機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
ご依頼ありがとうございます。
申し訳ございませんが、現在進行中のプロジェクトに集中しているため、今回の案件はお引き受けできません。
今後の機会がございましたら、ぜひご連絡いただけますと幸いです。
いただいた納期では対応できないものの調整すれば受注できそうであれば、納期を数日遅らせる提案をしても良いかもしれません。
この度はお声がけいただきありがとうございます。
大変恐縮ですが、現在他の案件でスケジュールが埋まっており、納期に対応することが難しい状況です。
◯月◯日以降の納期であればぜひお請けしたいのですが、いかがでしょうか。
Webライターとしての経験を積み自分の文字単価の目安が上がってくると、想定より低い文字単価で仕事を依頼される機会も増えてくるでしょう。
単価が報酬が工数、経験に見合わないと感じるときには、下記のように断るのがおすすめです。
お声がけいただきありがとうございます。
ご提案いただいた内容について検討しましたが、報酬面で折り合いがつかず、今回は見送らせていただきます。
また機会がありましたら、ぜひお声がけください。
ご依頼いただきありがとうございます。
大変恐縮ですが、今回の案件については、提示いただいた報酬では私のスキルに見合ったお仕事を提供できるかが難しく、お引き受けできません。
報酬面で条件が合わず断るケースだとしても、相手に対して丁寧に接する部分は変わりません。
Webコンテンツ業界は意外と狭いので、誰に対しても丁寧に接しておきましょう！
Webライターとして執筆の依頼をされたものの、どうしても興味関心の持てないジャンルの場合もあるでしょう。
そんなときは、下記のように断るのが良いでしょう。
ご依頼ありがとうございます。
大変恐縮ですが、今回のテーマについては、私の専門外であり十分なクオリティを提供できない可能性があるため、お引き受けできません。
興味が持てないとハッキリ伝えるのではなく、専門分野ではなく記事の品質を担保できないことを理由にすると角が立ちにくいです。
興味関心の持てないジャンルの依頼と似ていますが、得意分野や専門分野と異なる仕事を依頼されたときにも、下記のように断ると良いでしょう。
ご相談ありがとうございます。
大変恐縮ですが、今回のテーマは私の得意分野ではなく、クオリティを保つことが難しいと感じております。
今回はお引き受けできませんが、また別の機会がありましたらよろしくお願いいたします。
クライアントがWebコンテンツ制作について知識がそれほどない場合「とりあえず◯◯さんに頼んでみよう」といった感覚で専門外の仕事を振ってくるときがあります。
そのようなときにも、こうして丁寧に伝えることで関係性を維持しつつ仕事を断れます。
継続案件を受注したものの収入と工数の割合が合わない場合や何らかの事情で続けられなくなった場合、早い段階で断りの連絡をいれる必要があります。
下記のように伝えると、クライアントの制作状況にも配慮できて自分が抜けることの影響を最小限に抑えられます。
いつもお世話になっております。
現在ご依頼いただいている案件についてですが、他のプロジェクトとの兼ね合いもあり、今後の継続が難しい状況です。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、他の方への引き継ぎなど、何かサポートできることがあればお知らせください。
上記のように引き継ぎサポートや他のライターの紹介などを提案しても良いでしょう。
また、継続依頼を断る場合、いつ辞める形が1番迷惑がかからないか相手方に確認してみるのもおすすめです。
フリーランスのWebライターが仕事を断るときの注意点
フリーランスや個人事業主として働くWebライターが仕事を断ることを必要以上に恐れる必要はありません。
ただ取引先が1社のみに限定されるとどうしても仕事を断りにくくなるので、普段から複数の収入源や取引先を持っておくと安心です。
仕事を断る際には、下記に注意しましょう。
- 仕事の依頼を断ることに不安になりすぎる必要はない
- 普段から仕事を請けるときの条件を決めておく
- 複数の収入源・取引先を確保しておく
それぞれ詳しく解説していきます。
フリーランスや個人事業主として働いていると、仕事を断るのは恐れ多い、不安だと感じてしまうときがあります。
しかし、フリーランスは自由に仕事を選べるのがメリットのひとつのはずです。
仕事を断ることを必要以上に恐れる必要はありません。
今回仕事を断っても次の依頼が来る可能性はありますし、万が一依頼が来なくなったら自分から仕事を探しても良いはずです。
自分で仕事を探しても見つからなかったら、フリーランスを辞める、別の仕事に就く選択肢があります。
自由が魅力のフリーランスなのに、断るべき仕事や断りたい仕事に悩んで振り回されるのはやめましょう
仕事を断るか悩んでしまう人は、普段から仕事を請ける際の基準を用意しておくのがおすすめです。
例えば「文字単価◯円未満の仕事は請けない」と決めておけば、仕事を断るか悩む時間を減らせるはずです。
他にも、仕事選びの基準としては、下記のものが考えられます。
- 稼働量（1ヶ月◯本以上は執筆しないなど）
- 担当業務（入稿や画像作成はしないなど）
- 打ち合わせの可否（打ち合わせはしないなど）
普段から自分が理想とする仕事の条件やクライアント像を考えておくと、自分に合う仕事を見つけやすくなります。
Webライターの仕事選びの基準については「【Webライター向け】仕事の選び方・基準とは？文字単価だけじゃダメ」の記事で詳しく紹介しているので、合わせてお読みください。
Webライターが仕事を断る際の大きな不安要素のひとつは「次の仕事があるのか？」という懸念ではないでしょうか。
この不安を少しでも減らすには、複数の収入源や取引先を確保することが重要です。
特定のクライアントに依存してしまうと、1つの案件を断るだけでもリスクが大きくなってしまいます。
一方で、複数社と普段から取引している、Webライター以外にも収入源があるなら「今回断っても他で稼げばいいや」とも考えられます。
フリーランスは収入が安定しにくく不安な気持ちになりやすいので、普段から自分でリスク管理をしておきましょう
Webライターがすべきリスク管理は「Webライターがすべきリスク管理10選｜起きやすいトラブル例とは？」で詳しく紹介しているので、よろしければお読みください。
Webライターが仕事を断るときによくある質問
最後に、Webライターが仕事を断るときによくある質問を回答と共に紹介していきます。
- Webライターを辞める方法はある？
- フリーランスや個人事業主として働く場合、クライアントに仕事の継続をできないことを伝えれば辞められます。
企業に所属しているWebライターの場合、勤務先の就業規定にしたがって退職手続きをしましょう。
- Webライターが仕事の依頼を断るときは何て伝えればいい？
- Webライターが仕事の依頼を断るときには、誠実に理由を添えて断るのがおすすめです。
理由を言わずにただ断ってしまうと、クライアントとの関係が悪化してしまうからです。
- Webライターは月にいくら稼げる？
- 正社員でWebライターの仕事をした場合、月収は20～30万円程度になることが多いです。
業務委託契約としてWebライターの仕事を行う場合は、契約内容や稼働量によって月収が変わります。
▶Webライターの収入相場について詳しくはコチラ
- 一度引き受けた仕事を断ると法的に問題がある？
- フリーランスや個人事業主が一度引き受けた仕事を断っても法律上は問題ありません。
しかし、業務委託契約の内容によっては損害賠償請求される可能性や仕事を途中で解約できない場合があります。
- フリーランスは嫌な仕事を断るべき？
- フリーランスは自由に仕事を選べるので、自分が請けたくない仕事は断っても良いでしょう。
ただ「何となく」断るのではなく、自分なりに理由を考える、仕事を断りやすくするために複数の収入源を確保しておくことは重要です。
【まとめ】仕事を断るときには相手に感謝を示してハッキリと断りましょう
フリーランスや個人事業主として働くWebライターは、自分で仕事を選べます。
条件や希望に合わない仕事は断ることも可能です。
ただし、仕事を断るときには依頼してくれたクライアントに感謝の気持ちを持ち、丁寧に断りましょう。
断り方が上手ければ仕事を断ったとしても、クライアントとの関係が続き次回以降の仕事につながる可能性もあります。
Webライターが仕事を断るときに意識すべきことは、下記の通りです。
- 相談・依頼への感謝の気持ちを伝える
- 理由を添えて断る
- 追加受注を断る場合は伝えるタイミングに気を付ける
- 可能であれば代替案を提示する
この記事を読んだ人が1人でも多く、自分に合う仕事を見つけられることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました
