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Webライターとして働き始めたけど、時給計算すると1,000円を下回る……
業務委託契約の場合、納品物に対して報酬が払われるので時給計算すると割に合わないと感じることもあります……
時給を上げるには、作業効率や専門性を上げていきましょう!
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライターの時給相場はいくらか、時給を上げる方法を解説していきます。
Webライターは自宅で好きな時間に働ける在宅ワークのひとつであり、主婦や副業をしたい人にもぴったりの仕事です。
ただし、Webライターの多くは業務委託契約であり、働いた時間ではなく納品物に対して報酬が支払われます。
そのため、自分の働き方によって時給が大きく変わってしまうことを理解しておきましょう。
時給を少しでも上げるには、専門性を高めて文字単価を上げる、作業効率を上げるなどの工夫が必要です。
本記事では、Webライターの時給相場や時給を上げる方法を解説していきます。
- Webライター歴9年
- 現在の月収は50~60万円程度
- 8歳・5歳の子供を育児中
- FP2級取得、金融・相続専門ライター
- Webライターの時給相場
- Webライターの時給を計算する方法
- Webライターが自分の時給を上げる方法
Webライターの時給相場はいくら?
Webライターの時給相場は、契約形態によっても変わってきます。
Webライターの仕事は大きく分けて①時給制の仕事と②文字単価・記事単価の仕事に分類可能です。
時給制の仕事は契約や募集要項に記載されていた時給が支払われるのに対し、文字単価や記事単価は作業時間ではなく納品した記事に対して支払われます。
それぞれの契約形態別の時給相場を詳しく見ていきましょう。
Webライターの仕事の中には、時給制の仕事もあります。
Indeedなどの求人サービスには、時給制の仕事が多く掲載されている印象です!
時給制の仕事の場合、契約内容や募集要項に記載された時給が支払われます。
相場はピンキリですが、求人サービスで見つかる時給制のWebライターだと時給相場は、1,200~1,600円程度です。
東京都の最低賃金よりは高いけど、すっごく高い!と感じるほどでもない相場です
とはいえ、時給制の仕事は働いた分だけ報酬を受け取れるので、焦らず丁寧にリサーチを行いたい人や稼働時間を多く取れる人は時給制の仕事を選んでも良いでしょう。
Webライターの仕事の多くは時給制ではなく、文字単価・記事単価の仕事です。
文字単価・記事単価の仕事の場合は、契約金額にもよりますし、本人の作業スピードにもよるので、Webライターの時給は差が出やすいのが特徴です。
本記事では、例としてWebライター歴9年の私のこれまでの時給を紹介します。
- 1年目:時給1,000~2,000円程度
- 2~4年目:時給2,000~3,000円程度
- 5~7年目:時給3,000~5,000円程度
- 8~9年目:時給5,000~1万円程度
ありがたいことに、時給はどんどん上がっています!
Webライターが時給を上げる方法は本記事の後半で詳しく解説しますが、私の時給がどんどん上がった理由を分析すると、主に下記の通りです。
- Webライターとして経験を積むことができた
- 執筆ジャンルを絞った
- 子供が成長し、まとまった作業時間を確保できるようになった
- 自分の仕事用のスペースを作った
執筆スピードを上げるのも文字単価を上げるのも限界があるので、どちらかだけの対策をするのではなく、両方行っていくことが大切だと感じました。
Webライターの時給を計算する方法
文字単価・記事単価で仕事をする場合、作業時間を記録しておかないと自分の時給がわからなくなってしまいます。
また、時給を計算する際には文字単価や1時間あたりの執筆文字数をもとに計算をしなければなりません。
例えば、文字単価で契約しているWebライターの時給は、下記の計算式で算出可能です。
文字単価×1時間あたりの執筆文字数
例えば、文字単価2円の記事を1時間で3,000文字執筆できれば「2円×3,000文字=6,000円/時」と時給を計算できます。
上記の計算式からも、Webライターの時給を上げるには、文字単価と執筆スピードの両方を対策していく必要があります。
Webライターが自分の時給を上げる方法
文字単価や記事単価で契約しているWebライターが時給を上げるには、文字単価と執筆スピード両方を上げていかなければなりません。
時給を上げる方法は、主に下記の通りです。
- 専門性を高める
- 作業時間・時給の記録をつける
- リサーチを効率化する
- 校正ツールを使用する
- 単価交渉により文字単価を上げる
- デュアルモニターを使用する
- 執筆に集中できる環境を整える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分の時給を少しでも上げたいのであれば、WebライティングやSEO、執筆ジャンルの知識など自分の専門性をどんどん高めていきましょう。
執筆ジャンルを決めておらず幅広い分野の仕事をしている場合は、ある程度絞った方が専門性を高めやすくなります。
また、文字単価や記事単価が高く稼ぎやすいジャンルはある程度決まっており、下記の通りです。
- 金融
- 不動産
- 医療
- 美容
- IT
特に、執筆ジャンルにこだわりがないのであれば、上記についての知識をつけ専門ライターを目指すのも良いでしょう。
私も金融(相続)を専門としてから、時給がどんどん上がりました!
作業効率を意識し時給を上げたいのであれば、日々の作業時間や時給の記録をつけておきましょう。
毎日の作業記録をつけても良いですし、あらかじめ作業計画や〇円稼ぐ!などの目標を立てておき、かかった時間を計測しても良いでしょう。
Webライターとして時給を上げたいのであれば、リサーチ効率化を意識しましょう。
記事執筆時のリサーチ作業を効率化させるのであれば、下記の対策がおすすめです。
- 専用のツールやアプリを活用する
- よく調べるHPや統計データはまとめておく
私もよく見るHPについては、最新情報をすぐに確認できるようにブックマークしています!
記事納品前に誤字脱字や表現に問題がないか確認する際には、校正ツールを積極的に使用していきましょう!
無料で使える校正ツールであれば「Enno」も、誤字脱字や稚拙な表現がないか確認できるのでおすすめです
自分で一文ずつ読んで最終確認をすることも大切ですが、単純な誤字脱字の確認であれば校正ツールの使用の方が圧倒的に便利です。
また、【文賢】などの有料校正ツールを活用すれば、自分の文章の癖や読みにくい部分まで改善案を提案してもらえます。
質の高い文章を早く仕上げるには、校正ツールが必須!
文字単価を上げたいのであれば、単価交渉をして文字単価を上げてもらうことも検討しましょう。
万が一、単価交渉に失敗したら今の文字単価のまま仕事をすれば良いですし、文字単価に納得できないのであれば別の仕事を探してみるのも良いでしょう。
作業効率を上げたいのであれば、デュアルモニターの使用もおすすめです。
私は横長の大きなモニター+ノートパソコンを使用し、画面を合計3分割して作業しています!
デュアルモニターは購入費用もかかりますし、置き場所も必要ですが、一度使用すると元に戻れないくらい便利なので、気になっている人はぜひお試しください。
Webライターの時給を上げたければ、作業しやすい環境整備も大切です。
執筆に集中できる環境であれば、作業効率も上がります
主婦や副業でWebライターを始めた人は、最初のうちはリビングの一角やダイニングテーブルにパソコンを広げて作業をする人も多いです。
しかし、仕事用のデスクを用意する、長時間作業しやすい椅子を用意するなどの工夫をすれば、執筆に集中しやすくなります。
作業環境を整えたいのであれば、下記を特におすすめします。
- 作業しやすいデスクと椅子を用意する
- 作業時間を管理するためのタイマーや時計を用意しておく
- 紙の資料も活用するのであれば見やすく整理しておく
他にも雑音が気になるのであれば、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使用するのも良いでしょう。
Webライターが自分の時給を上げるときの注意点
業務委託契約で働くWebライターの場合、文字単価や執筆スピードを上げれば、自分の時給が高くなる可能性があります。
一方で、時給を上げることを意識する際には、下記の点にも注意しましょう。
- 業務委託契約の場合は最低賃金は適用されない
- 執筆効率を上げたとしても記事の質を落とさない
- 時給を上げるにはある程度の文字単価も必要である
それぞれ詳しく見ていきましょう。
業務委託契約で働くWebライターには、最低賃金が適用されない点に注意しましょう。
仕事の単価や作業時間によっては、時給が最低賃金を下回る可能性もあります……
受けた案件に対してしっかりとした報酬を確保できるように、事前に単価や作業内容を明確にしておくことが重要です。
また、無理なスケジュールや過度に低い単価での仕事を引き受けないようにし、自分の労働価値を正当に評価する習慣もつけましょう。
執筆効率を上げることは時給を上げるために必要ですが、効率を上げても記事の質を落とさないように注意しなければなりません。
私もディレクターとして他の人が書いた記事を確認する機会があるのですが、リサーチ不足や手抜きの記事は意外とわかるものです。
心理的な理由も大きいですが、本来きちんとした記事が書けるのに低品質な記事を提出されると、かなり萎えます
Webライターの時給を上げたいのであれば、執筆スピードだけでなく文字単価も意識しましょう。
執筆スピードを上げるといっても限界があるからです
いくら効率的に働いても、文字単価が低いままでは大幅な時給アップは望めません。
Webライターの経験を積むとともに、下記の工夫をして文字単価を上げていきましょう。
- 文字単価が高い案件に応募する
- クライアントに単価交渉をする
- 文字単価が低い仕事は「継続しない」と強い意志を持つ
個人的には「文字単価の低い仕事をお断りする」のがなんだかんだいって難しいです。
仕事を依頼されるとつい受けてしまうのが、悩みですね
Webライターが時給制の仕事を受注するメリット
Webライターの仕事の中には文字単価や記事単価の仕事だけでなく、時給制の仕事もあります。
時給制の仕事を受注するメリットは、主に下記の通りです。
- 収入を予測しやすい
- 作業時間を管理しやすい
- 継続案件につながりやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
時給制の仕事を受注する最大のメリットは、収入を予測しやすい点です。
毎月の収入を安定させるられれば、生活の計画も立てやすくなりますね
時給制の仕事の場合、作業時間を管理しやすいのもメリットといえるでしょう。
例えば、週に25時間稼働の仕事を受注したら、平日5時間作業を行うなど割り振りしやすいです。
記事単価・文字単価の仕事だと、内容や記事ジャンルによっては納期までの作業時間を読みにくい場合もありますよね
毎日コンスタントに作業して安定した収入を得たい人は、時給制の仕事を探してみてはいかがでしょうか。
時給制の仕事は、継続案件につながりやすいという特徴もあります。
そのため、納品物の質や執筆スピードがが評価されれば、長期的な契約に発展する可能性は十分にあります。
継続案件を受注して収入を安定させたい人にも、時給制の仕事はおすすめです!
Webライターが時給制の仕事を受注するデメリット
Webライターが時給制の仕事を受注すると、稼働時間に限界があるため収入が頭打ちになるなどのデメリットもあります。
時給制の仕事を受注するデメリットは、下記の通りです。
- 収入が頭打ちになる
- 休んでしまうと収入がゼロになる
- 働く時間が決まっている場合がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
時給制の仕事では、働いた時間に対して報酬が支払われるため、収入が頭打ちになりやすいというデメリットがあります。
そのため、収入を増やすためには、単価の高い案件を見つけるか、より多くの時間を働く必要があります。
ただ、体力的にも精神的にも負担が大きくなる可能性はありますね
時給制の仕事では、働いた時間に対してのみ報酬が支払われるため、休んでしまうと収入がゼロになるリスクがあります。
とはいえ、これは文字単価や記事単価で働いているWebライターにとっても同様のことがいえるでしょう。
Webライティングの仕事は基本的に労働収入なので、稼働できていない、納品していなければ報酬は発生しません。
時給制の仕事では、働く時間が決まっている場合があります。
Webライティングのみでなく、オンライン秘書やディレクター業務も兼ねていると時間の制約があるケースが多いです
働く時間が決まっている仕事を受注してしまうと、フリーランスの魅力の一つである「自由な働き方」が制限される可能性があります。
また、そもそも平日日中は本業の勤務時間で稼働できない場合もありますし、乳児を育てていてスキマ時間にしか作業できない人も時給制の仕事は向いていない恐れがあるでしょう。
時給制の仕事が多い求人サービス
これまで様々な求人サービスを利用してわかったのですが、時給制の仕事が多く掲載されている求人サービスと文字単価・記事単価での仕事が多く掲載されている求人サービスがあります。
時給単価で仕事をしたい場合は、下記の求人サービスを利用するのがおすすめです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 企業と直接契約できるので手数料が発生しない
- 時給単価の求人が多くディレクターやSNS運用など別職種の仕事も多い
- 長期契約を前提としている企業が多い
ママワークスは名前の通り、主婦向けの求人や在宅ワークの求人が多い求人サイトです。
そのため、仕事を受注する側は登録および利用するにあたり、費用が一切かかりません。
また、企業も広告掲載料を払っているため、できるだけ良い人材を採用しよう、長く働いてくれる人を採用しようと考えているところが多いです。
私はライターとしてママワークスの求人に応募したこともありますし、ディレクターとしてママワークスで採用業務を行った経験もあります
ワーカー側、企業側どちらの立場から見ても使い勝手が良く、おすすめできるサービスです。
\ 半年以上の長期で働きたい人にぴったり /
- ハイクラス向けのフリーランス・副業求人サイト
- 単価が高く時給制・月額報酬制の仕事も多い
- 登録料やサービス利用料は一切かからない
クラウドテックはフリーランスや副業向けの求人が多く掲載されている求人サイトです。
掲載されている求人の条件は良く、仕事が決まっても手数料や利用料は取られません。
そのため、クラウドテックでWebライターの仕事を見つけるのであれば、とりあえず登録をすませておき、小まめに求人情報を確認しておくのが良いでしょう。
良い求人があったときに、チャンスを逃さなくてすみます
\ 報酬にこだわりたい人向け /
- フルリモート求人も多く紹介されている
- Webライティングの求人も多い
- 社員登用ありの求人や契約社員の求人も見つけやすい
求人検索エンジンのIndeedにも、Webライター向け求人が多数掲載されています。
他の求人サービスと違って、契約社員や正社員の求人が多いのも魅力的です!
フリーランスや副業としてではなく、最終的には企業に所属してWebライティングをしたいのであれば、Indeedで探してみるのも良いでしょう。
\ 自分に合う求人を探せる /
Webライターの時給についてよくある質問
最後に、Webライターの時給に関するよくある質問を回答と共に紹介していきます。
- Webライターの時給はいくら?
- 時給制のWebライターの求人の場合、時給相場は、1,200~1,600円程度です。
- Webライターはどれくらい稼げる?
- Webライターの収入相場は、下記の通りです。
・初心者・未経験ライター:月5万円程度
・副業・学生ライター:月数万円から10万円以上
・扶養内・主婦ライター:月10万円から15万円程度
・フリーランス・専業ライター:月20万円以上
▶Webライターの収入について詳しくはコチラ
まとめ
Webライターの求人の中には文字単価や記事単価制ではなく、時給制の仕事もあります。
リサーチや執筆に時間をかけたい人や働いた時間の分だけ収入を得たい人は、時給制の仕事を探してみても良いでしょう。
時給制の求人の場合、長期契約を前提としているクライアントも多いため、収入が安定しやすいのも魅力です。
Webライターの求人が掲載されている媒体はいくつかありますが、時給制の仕事が多い媒体は、下記の通りです。
この記事を読んだ人が1人でも多く、自分に合うWebライティングの仕事を見つけられることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました