セルフブラックに陥っているWebライターの特徴7選|防止策とは?

セルフブラックに陥っているWebライターの特徴7選|防止策とは?

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Webライターとして稼げるようになってきたけど、来月も稼げるのか不安でつい仕事のことを考えてしまう

自宅でWebライターをしているけど、オーバーワーク気味でついつい夜中や早朝も作業をしてしまう……

たじみゆ
たじみゆ

フリーランスはセルフブラックになりやすいので、自分で体調管理やメンタルを整える工夫をしなければいけません

本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライターがセルフブラックになってしまっているときの特徴や回避方法を紹介します。

セルフブラックとは、フリーランスや経営者が働きすぎで悩んでしまうことです。

従業員を働かせすぎる企業をブラック企業と呼びますが、それに対して自分で自分を管理すべきフリーランスや経営者が働きすぎてしまう状態をセルフブラックと呼びます。

フリーランスや副業をしている人は、ついつい働きすぎてしまう傾向があるためセルフブラックになっていないか定期的に確認する習慣を作りましょう。

たじみゆ
たじみゆ

実際に私も1~2年前まではセルフブラックで悩んでいました

本記事では、セルフブラックを徐々に抜け出しつつある筆者がセルフブラックに陥っているときの特徴や回避方法をまとめました。

この記事を書いた人
  • Webライター歴9年
  • 現在の月収は50~60万円程度
  • 8歳・5歳の子供を育児中
  • FP2級取得、金融・相続専門ライター
この記事でわかること
  • セルフブラックとは何か
  • セルフブラックになっているWebライターの特徴
  • Webライターがセルフブラックにならないためにすべきこと

セルフブラックとは

セルフブラックとは自分自身で過剰な仕事量を課してしまい、健康を犠牲にして働いてしまう状態です。

フリーランスや副業でWebライターをしている人は、会社勤めの人と異なり自分で自分を管理しなければなりません。

自由に働けるのは魅力ですが、一方で自己管理が難しく、知らず知らずのうちに自分を追い詰めてしまうときがあります。

たじみゆ
たじみゆ

これがセルフブラックです

セルフブラックの状態が続くと、心身に悪影響が出始め最終的には仕事を続けることもできなくなるリスクがあります。

たじみゆ
たじみゆ

セルフブラックになったら自分で気付いて対処をしていかなければなりません

次の章では、セルフブラックに陥っているWebライターの特徴を実体験をもとに紹介していきます。

セルフブラックになっているWebライターの7つの特徴

Webライターは1人でコツコツする作業が多いので、セルフブラックに陥りやすい傾向があります。

私もWebライター歴9年ですが、過去にはセルフブラックに近い状態になってしまうことがありました。

これまでの経験を通じて、下記の症状が出ているとセルフブラックになっている、心身に悪影響を及ぼすリスクがあるといえるでしょう。

セルフブラックの特徴
  • 休憩中も仕事のことが頭から離れない
  • 趣味や家族との時間を楽しめなくなっている
  • 収入=仕事の価値・評価と思ってしまっている
  • 仕事が楽しくて仕方がない
  • 仕事以外のことに価値がないと考えてしまう
  • 自分のケアを疎かにしている
  • いつまでこの状態が続くんだろうと考えてしまう

それぞれ詳しく見ていきましょう。

休憩中も仕事のことが頭から離れない

セルフブラック状態のWebライターは、仕事のことが常に頭にあり、休憩中であってもリラックスできないケースが多いです。

脳が常に仕事モードで休まらず、慢性的な疲労感やストレスが蓄積します。

たじみゆ
たじみゆ

休もうとしても休めないので、常にエンジンがかかりっぱなしの車と同じ状態になってしまいます

私もセルフブラックだったときは、家族と過ごしていても趣味のゲームをしていても罪悪感を覚えるようになっていました。

休憩中も仕事のことを考えてしまう状態が続くと、疲れて集中力や生産性も下がりますし、ストレスが溜まって様々なことにイライラするようになります。

趣味や家族との時間を楽しめなくなっている

仕事に追われるあまり、趣味や家族との時間を楽しむ余裕がなくなってしまうのも、セルフブラックの特徴です。

MEMO

仕事はやっていて楽しくやりがいを感じるときもありますが、仕事のみを楽しみにするのではなく他の趣味や大切な人との時間も取るべきです。

私自身も仕事や家事、育児が忙しく「やらなきゃいけないこと」に追われていると、気分が落ち込み些細なことでイライラしたり悲しくなったりします。

今では、自分が何だか毎日楽しめていないな、好きなことをしているはずなのに気分が上がらないなと気付いたら、意識的に休みや1人の時間を確保するようにしています。

収入=仕事の価値・評価と思ってしまっている

収入が増えることが仕事の価値や自己評価の基準となっている場合も、セルフブラックに陥りやすいです。

MEMO

フリーランスの場合、自分の頑張りやスキル次第で収入が上がるので、ゲーム感覚で稼ぐことを楽しむ人も多いです。

私もその傾向があり、シミュレーションゲームをプレイする感覚で仕事をしているときもあります。

ただ、収入を上げる行為には終わりがないですし、それだけに囚われると、無理をして仕事を詰め込んでしまいがちです。

自分が余裕で生活していけるだけの収入を確保した後は「いかに少ない時間で稼ぐか」「自分が好きな仕事の比率を増やす」など収入以外の目標を持つようにしましょう。

仕事が楽しくて仕方がない

仕事が楽しくて夢中になっている状態も、セルフブラックの一因となることがあります。

楽しいからといって休みなく働くと、気付かないうちに疲労が蓄積してしまうからです。

私の場合も月曜日は家族みんなが会社や学校に行き、自宅で1人で黙々と作業できる喜びをかみしめています。

たじみゆ
たじみゆ

月曜日が1番調子が良く仕事もはかどりますし、家事も進みます

「今日は充実していたな、明日も頑張ろう」と毎週月曜日には考えるのですが、同じペースで働き続けると木曜や金曜あたりにはへとへとです。

たじみゆ
たじみゆ

些細なことでイライラし、家族への小言も増えます

このように、楽しいから充実しているからといって働きすぎてしまうとペースを継続できないので、今では毎日コンスタントに働くことを意識しています。

仕事以外のことに価値がないと考えてしまう

仕事以外のことに価値を見出せないと感じている場合、セルフブラックになっている可能性があります。

Webライターは労働収入であり、働いたら働いた分だけ稼げます。

そのため、収入に意識を向けすぎてしまうと仕事時間を増やすこと、効率よく作業することが生活の中心になってしまうこともあるでしょう。

「仕事以外は価値がない」「休んでいる時間がもったいない」と感じだした場合は、一度無理やりにでも休むことをおすすめします。

自分のケアを疎かにしている

セルフブラックの状態では、自分のケアを後回しにしてしまうことがよくあります。

例えば、下記の行動をしている場合はセルフブラック状態の可能性があるので改善しましょう。

  • 食事が不規則になっている
  • 運動をする機会がない
  • 慢性的な睡眠不足が続いている

今は良くても長期にわたり上記の状態が続くと、健康に悪影響が出る恐れがあります。

たじみゆ
たじみゆ

フリーランスは健康管理も仕事のひとつと考え、毎日の生活習慣を良くしていきましょう!

いつまでこの状態が続くんだろうと考えてしまう

私がセルフブラックになり悩んでいたときは、夜寝る前に「いつまでこの状態が続くんだろう」「こんな生活いつまでしなきゃいけないんだろう」と考えてしまっていました。

現在の生活に満足していなく、将来に対して漠然と不安や焦りを抱えていたのだと思います。

たまたま上記のように悩んでいた時期に子供の体調不良が重なり、作業ができなくなってしまいました。

子供と付き添って寝室で休むしかない状態で「無理して生活することないな」「できることやってダメなら、もうそれは仕方ないな」と急に悟り、そこからは多少ゆとりをもって仕事に臨めるようになりました。

Webライターがセルフブラックを避けるためにすべきこと

Webライターがセルフブラックになってしまうと、心身に影響が出る恐れもありますし、何より毎日の生活が楽しくなくなってしまいます。

セルフブラックになった状態だと判断力が鈍り回復に時間がかかるので、普段の生活や仕事の中でセルフブラックにならないように工夫することが大切です。

セルフブラックを避けるためにすべきことは、下記の通りです。

セルフブラックを避けるためにすべきこと
  • 1日のスケジュールを決める
  • 目標収入・稼働量を決める
  • 何のために働いているのかを考える
  • 定期的に自分の状態を観察する
  • 相性の良くない仕事・クライアントは避ける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1日のスケジュールを決める

働きすぎによるセルフブラックを避けたいのであれば、1日のスケジュールを決めておくのがおすすめです。

たじみゆ
たじみゆ

ついつい働きすぎてしまう状況を防げます!

スケジュールをぎちぎちに決めるのが難しいのであれば「夜9時以降は作業をしない」などだけでも決めておくのが良いでしょう。

また、自分でスケジュールを決めるのが苦手な人は、chatGPTやClaudeなどの生成AIにスケジュールを作成してもらうこともご検討ください。

たじみゆ
たじみゆ

条件を入力すれば、あなたに合うスケジュールを提案してもらえます

目標収入・稼働量を決める

働きすぎを避けるために、目標収入や目標の稼働量も決めておきましょう。

Webライターは働けば働くほど収入が増えるので、目標収入を決めておかないと働きすぎて体調を崩す恐れもあるからです。

目標収入を決める際には何となく「月30万円」などと決めるのではなく、下記のように理由付けをしておくと目標がぶれにくくなります。

  • 最低限必要な生活費から逆算して決める
  • 生活費+ちょっとした贅沢費を計算して決める
  • 将来の資産・貯金目標から逆算して決める

私の場合、稼いだお金は家族旅行費用や新NISAなどの投資に回すお金として使っています。

たじみゆ
たじみゆ

家族旅行の費用や新NISAの積み立て費用から目標収入を決定しています!

何のために働いているのかを考える

Webライターとしての仕事の目的や目標を明確にすることも、セルフブラックを避けるための鍵となります。

MEMO

自分が何のために働いているのか、どのような目標を達成したいのかを考えると、仕事に対するモチベーションを保ちやすくなるからです。

また、仕事以外に自分が大切にしているものや自分の価値観を再確認することで、仕事とプライベート、家族との時間のバランスを取りやすくなります。

定期的に自分の状態を観察する

定期的に自分の状態を観察する癖をつけ、必要に応じて働き方を見直すことも重要です。

MEMO

疲れが溜まっていると感じたら、予定を調整して休みを増やしましょう。

定期的に心身の状態をチェックすることで、不調になったときに早めに気付き対処できます。

たじみゆ
たじみゆ

何度か繰り返しているうちに「今月は忙しくて疲れているな」「やけにイライラしているけど私は休みたいんだな」と気付けるようになりました!

相性の良くない仕事・クライアントは避ける

最後になりますが、相性の良くない仕事やクライアントは避けるようにしましょう。

すべての仕事やクライアントが自分に合っているわけではありません。

無理をして続けると、ストレスが増えセルフブラックに陥る可能性が高くなります。

ただし、自分に合う仕事や相性の良いクライアントを見つけるには、WebライティングやSEOの知識、営業力を身につけておく必要があります。

たじみゆ
たじみゆ

スキルや経験がない状態で仕事やクライアントを選ぼうとしても、難しいのでその点はご注意ください

Webライターのセルフブラックについてよくある質問

最後に、Webライターの働き方についてよくある質問を回答と共に紹介していきます。

Webライターに向いている人の特徴は?
Webライターに向いてる人の特徴は、主に下記の通りです。
・文章を書くのが好き・得意な人
・情報収集が好き・得意な人
・1人でコツコツ作業するのが苦ではない人
・ルールを守って作業できる人
・修正依頼に落ち込みすぎない人
・相手の気持ちを想像できる人
自分に合うかわからない!と思った人は、とりあえずWebライティングの勉強や仕事への応募をしてみるのも良いでしょう。

Webライターに向いている人の特徴について詳しくはコチラ
Webライターは誰でもなれる?
Webライターになるには、資格などは必要ないため「Webライターになろう!」と思った瞬間になれます。
ただし、Webライターとして働き安定して稼ぐには、文章力やSEO、営業力などが必要です。

Webライターのなり方について詳しくはコチラ

【まとめ】ストレスのない働き方を目指しましょう

Webライターは自分で働き方や稼働量を調整できるため、ついつい働きすぎてしまいセルフブラックになってしまうことがあります。

何だか疲れている、仕事のことが頭から離れないなどセルフブラックになっていると疑われる場合は、休みを増やすなどをして早いうちに対処しましょう。

また、普段から目標収入や稼働量を決めておく、定期的に自分の状態を確認するなどしてセルフブラックにならないようにしておくことが大切です。

この記事を読んだ人が1人でも多く、Webライターとして自分らしく働けることを願っています。

たじみゆ
たじみゆ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました