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最近、継続依頼をもらえるようになってきました!もっとクライアントから信頼されるようになりたいです
クライアントから信頼を得るには、丁寧なやり取りや納期を守るなど基本的なことから始めていきましょう
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライターがクライアントに信頼されるためにすべきことや信頼されるメリットを解説していきます。
私はWebライター歴9年目ですが、基本的に継続依頼がほとんどで自分から積極的に営業をすることはほとんどありません。
営業活動に割く時間もすべて執筆に費やせるので、効率よく稼げるようになりますよ!
クライアントからの信頼を勝ち取ると、継続依頼につながるだけでなく、ディレクター業やSEOの内部施策に関わらせてもらえるなど仕事の幅も増えてきます。
安定して稼ぎたい、少しでもストレスの少ない環境で稼ぎたいと考えているWebライターはクライアントから信頼してもらうことを目指しましょう。
本記事では、Webライターがクライアントに信頼してもらうためにすべきことや信頼を得るメリットを紹介します。
継続依頼については、下記の記事でも詳しく紹介しているので、あわせてお読みください。
- Webライター歴9年
- 現在の月収は50~60万円程度
- 8歳・5歳の子供を育児中
- FP2級取得、金融・相続専門ライター
- Webライターがクライアントから信頼されるためにすべきこと
- Webライターがクライアントから信頼されるメリット
【基本編】Webライターがクライアントに信頼されるためにすべきこと
Webライターがクライアントから信頼され、継続依頼につなげてもらうには、適切なコミュニケーションを取る、納期を守るなど基本的なことをしっかり行っていきましょう。
初心者Webライターがクライアントに信頼されるためにすべきことは、主に下記の通りです。
- 丁寧なコミュニケーションを心掛ける
- レスポンスを速くする・用事により遅れる場合は事前に伝えておく
- 納期を守る
- レギュレーションを守る
- 誤字脱字など基本的なミスをしない
- フィードバックや修正指示をもらった場合は同じ指摘をもらわない
- 記事執筆時に参考にしたデータ・記事はメモしておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Webライターとして信頼されたいのであれば、丁寧なコミュニケーションを心掛けましょう。
そのため、求められるコミュニケーション能力はテキストでのやり取りで相手に不快感を与えない、わかりやすく相手に伝えることです。
具体的には、下記を意識してクライアントとやり取りしましょう。
- わかりやすく簡潔な文章でやり取りする
- 「要件は〇点です」などのように冒頭でやり取りの全容を言ってしまう
- 相手に合わせて絵文字や!などを使い、適度に温かみを出す
- 相手が送ってきた文章を読み、内容を理解する
これまで事務職などで取引先や社内の人にメールを送った経験があるなら、特に問題なくこなせるはずです
個人的な感想ですが、Web業界のチャットやメールは一般企業のメールよりも若干親しみやすいというかフランクな印象です。
そのため、元々いた業界によっては「緩すぎ」「私の文章かたいかな?」と悩まれるかもしれませんが、相手に合わせて対応していけば大丈夫です!
レスポンスの速さも、Webライターとしての信頼度を左右する大きな要因です。
特に、急ぎの依頼や修正が発生した場合、迅速な対応ができるライターは非常に重宝されます。
クライアントから連絡が来たら当日中に返信をする、万が一返信が遅れる場合は「返信が遅れる旨+いつなら返信できるか」だけでも伝えておくと、信頼してもらいやすいです。
納期を守ることは、Webライターとしての基本中の基本です。
そのため、納期を守れないライターは信頼を失い、次の仕事をもらえる可能性も低いでしょう。
納期が厳しいと感じた場合は、契約前に調整を依頼しておきましょう
スケジュールが余程ギチギチでない場合、快く調整に応じてくれるケースが多いです。
そして、契約後に納期に間に合わない状況が発生した場合は、早めにクライアントに相談しましょう。
もちろん信頼を失ってしまうリスクはありますが、放置してしまう、そのままバックレてしまうよりはずっと良いです
クライアントが提示するレギュレーション(ルールやガイドライン)は、必ず守りましょう。
レギュレーションの一つひとつには設定されるだけの理由があり、守らずに記事を提出したWebライターに対しては「何で書いてあるのに守らないんだろう」と思われる可能性が高いです。
私もディレクターとして、他のライターさんが納品した記事を確認する機会がありますが、レギュレーションに書かれた内容を守っていないのは非常にがっかりします。
言葉選びや執筆ジャンルの知識は経験やスキルに左右されますが、レギュレーションを守るは手間を掛ければ誰でもできるだろうと思ってしまうからです
誤字脱字や文法ミスについても、レギュレーション無視と同様に絶対避ける必要があります。
誤字脱字に関しても、経験やスキルはそれほど関係なく気を付ければ誰でもできることだと考えられるからです
クライアントが納品物の誤字脱字に気付いた場合、修正依頼や調整が必要であり二度手間も発生してしまいます。
このような事態を回避するために、提出前の原稿は何度も確認し誤字脱字をなくしましょう。
私の場合は、下記の流れでチェックしています。
- GoogleドキュメントもしくはWordの校正・スペルチェック
- Ennoでチェック
- 文賢でチェック
- 声に出して文章を読んでみる
手間を掛けたくないのであれば、文賢+記事を音読の2つの手順だけやるだけでも良いでしょう
文賢は校正・校閲ツールであり、誤字脱字の発見だけでなく記事内の表記ゆれまで探してくれます。
クライアントからフィードバックや修正指示を受けた際、それを活かして次回同じミスをしないよう気を付けましょう。
私の場合は、フィードバックを受けたらGoogleドキュメントやスプレッドシートにメモしています。
クライアントごとに自分なりのオリジナルマニュアルを作るイメージです!
よく使う参考サイトや計算式などもまとめておけば、クライアントからの修正指示も減らせますし執筆スピードも上がるのでおすすめです。
記事を執筆する際、参考にしたデータや情報源はしっかりメモしておきましょう。
GoogleドキュメントやWordで原稿を提出する場合は、コメント機能を使用して参照・出典記事をメモしておきましょう。
クライアントのファクトチェックの手間を減らせるので、非常に喜ばれます!
また、数値や公的手続きなどについて執筆する際には、公的機関の情報を参考に執筆しましょう。
検索上位でヒットした競合記事をもとに記事を書くと、内容が最新のものではない場合もあるからです
【中級編】Webライターがクライアントに信頼されるためにすべきこと
先ほど紹介した「【基本編】Webライターがクライアントに信頼されるためにすべきこと」を守れば、継続依頼をもらえることも増えてくるはずです。
そして、仕事に慣れてきて「もっとクライアントのWeb集客の役に立ちたい」「自分ができる仕事の幅を広げたい」と思ったら、下記も試していきましょう。
- クライアントの運営メディアがわかる場合は必ず目を通しておく
- クライアントの事業内容やWeb集客の課題を適切に把握する
- リサーチは徹底的に行う
- ライティングスキル・SEOについて勉強し続ける
- 著作権や法規制について理解しておく
- 数字などデータを用いるときは公的機関の統計などをもとにする
- 言葉選び・情報の切り取り方など執筆内容すべてに根拠を用意しておく
それぞれ詳しく解説していきます。
クライアントと直接契約をしたときなど、掲載先メディアがわかる場合は、必ず目を通しておきましょう。
掲載先メディアやクライアントの運営メディアを確認するメリットは、下記の通りです。
- メディアのトンマナや使用している表現を確認できる
- WordPressの装飾イメージをしやすくなる
- ターゲット層や訴求すべき案件について理解できる
- 内部リンクの提案もしやすくなる
- 万が一、掲載先メディアと重複する記事を依頼された場合、別のキーワードへの差し替えを提案できる
Webライティングは言葉選びや表現、切り口など考えなければならないことが多いですが、クライアントが運営するメディアにほとんどの答えは揃っています。
すでに掲載されている記事を参考に表現方法を決めれば、大幅な修正依頼を受けることはありません。
それどころか「よく勉強している」「そのままWordpressに入稿できる」と喜んでもらえることも多いです。
むしろ、掲載先メディアがわかっているのに読まずに納品するのは、怠惰ではないのかとすら思っています
掲載先メディアやクライアントの会社名がわかる場合は、事業内容やWeb集客における課題を理解しておきましょう。
他にも、クライアントが行っているWeb集客の施策を把握しておけば「今回納品した記事をもとにYoutube動画の台本も作成できますよ」などといった提案もしやすくなるはずです。
信頼されるWebライターは、執筆前のリサーチを徹底的に行っています。
そのため、データを集めるときには公的機関や研究機関が発表しているデータをもとにするのが良いでしょう。
また、競合記事を読む際にも1つの記事を読むのではなく、複数の記事を読むことでターゲットやニーズを理解して記事を書きやすくなります。
Webライターとして信頼してもらうには、ライティングスキルやSEOの知識を常にアップデートしていくことが欠かせません。
記事に関しても同様でニーズに端的に回答している短い記事が検索上位表示されやすいのか、網羅性を重視した長文SEOが好まれるのかは時期や狙うキーワードによって変わってきます。
クライアントに最も良い記事を納品できるように、そしてコンテンツ作成以外のSEO施策も提案できるように、常に最新知識を勉強していきましょう。
記事を納品するだけでなく、Web集客やSEOについて何でも相談できる相手と思ってもらうのが理想です!
Webライターとして記事を執筆する際には、著作権や関連法規についても理解しておきましょう。
このような事態を避けるためにも、著作権や薬機法について理解しておく、金融や育児などデリケートな記事は断言を避けるなど適切な表現を心掛ける必要があります。
データを使用して記事を執筆する際には、信頼できる情報元を参考にしましょう。
正確で根拠のあるデータを提示すれば、クライアントに対して信頼感を与え、記事の説得力を高められます。
Webライターとして信頼されるためには、執筆するすべての内容に根拠を持たせることが不可欠です。
そのようなときにWebライター側から「〇〇の意図でこの表現を使用しています」「関連キーワードを盛り込むために、あえてこの単語を使っています」など根拠をもらえると、決断しやすくなり助かると感じるクライアントも多いです。
また、Webライターが自分の表現や執筆内容に根拠を示したときは、修正指示を出すにしても「〇〇の理由により修正願います」「今回は、〇〇のため、△△の表現に変更いたします」など、相手も丁寧にフィードバックをくれることが多くなります。
私の話になりますが、Webライターを始めて3年くらいは修正依頼を受けたら、何も考えずにクライアントの指示に従い直していました。
ただ、ある日たまたま判断に迷う部分があったので、迷った部分についてコメントを残し納品する機会がありました。
判断に迷う記事を納品したと怒られるかと思っていたのですが、結果は反対でクライアントは喜んでくれ次の仕事は量を増やしてもらうことに。
このことから「Webライターとディレクターは対等であり、良いコンテンツを作るために一緒に協力すべき相手である」「SEO施策やコンテンツ作成は正解が見えにくいため、自分なりの根拠を持って作業すべき」と考えるようになりました。
結果、他社からもそのスタイルが感謝され、ディレクターやSEOコンサルの仕事も任せてもらえるようになりました
【体験談】Webライターがクライアントから信頼されるメリット
Webライターがクライアントから信頼されれば、継続依頼も増えるので営業にかける時間を減らせます。
他にも、執筆だけでなく構成作成やWordpress入稿、他のライターの書いた記事の添削などの仕事を任せてもらえることもあるでしょう。
Webライターがクライアントから信頼されるメリットは、主に下記の通りです。
- 継続依頼が増える
- 関連業務や新しい仕事を振ってもらえる
- 単価を上げてもらいやすい
- コミュニケーションコストを減らせるので仕事に集中しやすくなる
それぞれ詳しく解説していきます。
信頼されるWebライターになると、クライアントから「来月も執筆してください」といった継続依頼を受けられるようになります。
パートのように毎月一定額を稼ぎたい場合は、継続依頼を数社受注するのがおすすめです
継続依頼も案件が急に中止となるリスクはゼロではないものの「来月は1個も受注できなかったらどうしよう」といった不安から解放され、仕事をする上でのストレスを減らせます。
Webライターとして信頼してもらえると、クライアントから執筆以外の関連業務や新しいジャンルの仕事を振ってもらえるときもあります。
Webライターが受注しやすい関連業務は、下記の通りです。
- 構成作成
- WordPress入稿
- 画像の作成、加工
- ディレクター業務(他のライターが書いた記事のチェックなど)
- キーワード選定やSEO施策の提案、実行
私の場合、長期でお付き合いしているクライアントから「ライターをもっと増やしたいから採用活動をすべてお任せしたい」と言ってもらえたこともあります。
採用活動は初めての経験でしたが、求人媒体探しからやらせてもらい非常に勉強になりました!
このようにクライアントから信頼されると、新しい仕事にも挑戦しやすくなり自分のスキルアップにもつながります。
クライアントからの信頼が高まると、単価交渉も成功しやすいです。
私は普段あまり自分から単価交渉をしないのですが、稼働量が増えたタイミングや契約終了を打診したタイミングで単価アップを提案されたことがあります。
文字単価が上がると少ない文字数や記事数で稼げるようになるので、効率よく稼ぎやすくなります
クライアントと信頼関係を築き、長期で仕事が続くとコミュニケーションも非常にとりやすくなります。
「信頼してもらっているな」と感じるクライアントとのコミュニケーションには、下記の特徴があります。
- 長期の休みも事前に伝えておけば歓迎される
- 場合によっては、産休・育休も受け入れてもらえる
- 細かい指示や確認が減り、必要最低限のやり取りですむ
- 相手の考えていることや希望がわかるため、ニーズに合った提案をしやすくなる
- こちらの提案が通りやすくなり、得意な仕事を振ってもらいやすくなる
細かいやり取りが減ると、その分だけ執筆に集中できるので効率よく稼げます。
また「このライターには任せて大丈夫」と思ってもらえれば、リライトや新記事作成の提案も通りやすくなるため、クライアントの利益にも貢献しやすくなります。
- 質の高い記事を納品する
- 相手から信頼してもらえる
- クライアントから相談や情報共有してもらいやすくなる
- 共有してもらった情報をもとに提案できる
- 提案内容が通りやすくなる
- 提案した内容を実行し成果を出す
- 相手からの信頼が増す
上記のように、相手から信頼を勝ち取れば好循環で仕事を回せるようになるはずです。
Webライターがクライアントの信頼を勝ち取るためによくある質問
最後に、Webライターがクライアントの信頼を勝ち取るためによくある質問を回答と共に紹介していきます。
- Webライターに向いている人の特徴は?
- Webライターに向いている人の特徴は、主に下記の通りです。
・文章を書くのが好き・得意な人
・情報収集が好き・得意な人
・1人でコツコツ作業するのが苦ではない人
・ルールを守って作業できる人
・修正依頼に落ち込みすぎない人
・相手の気持ちを想像できる人
▶Webライターに向いている人の特徴について詳しくはコチラ
- Webライターの収入相場は?
- 正社員でWebライターの仕事をした場合、月収は20~30万円程度になることが多いです。
業務委託契約としてWebライターの仕事を行う場合は、契約内容や稼働量によって月収が変わります。
▶Webライターの収入相場について詳しくはコチラ
【まとめ】信頼を得て収入アップもやりがいも実現しよう
Webライターを9年やって実感するのは、クライアントから信頼されればほとんどのことが上手くいきます。
クライアントに関する情報も集まるため良い記事を書きやすくなりますし、リライトやサイト設計についての提案もしやすくなるため、PVやCVアップなどにも貢献しやすくなります。
そして、結果を出せばさらにクライアントから信頼されて、もっと仕事がやりやすくなる好循環が生まれるはずです。
初心者であっても中級者であっても、まずはクライアントから信頼を得ることを意識しましょう。
私が仕事で意識していることは、下記の通りです。
- 丁寧なコミュニケーションを心掛ける
- レスポンスを速くする・用事により遅れる場合は事前に伝えておく
- 納期を守る
- レギュレーションを守る
- 誤字脱字など基本的なミスをしない
- フィードバックや修正指示をもらった場合は同じ指摘をもらわない
- 記事執筆時に参考にしたデータ・記事はメモしておく
- クライアントの運営メディアがわかる場合は必ず目を通しておく
- クライアントの事業内容やWeb集客の課題を適切に把握する
- リサーチは徹底的に行う
- ライティングスキル・SEOについて勉強し続ける
- 著作権や法規制について理解しておく
- 数字などデータを用いるときは公的機関の統計などをもとにする
- 言葉選び・情報の切り取り方など執筆内容すべてに根拠を用意しておく
上記を意識して目の前の仕事をこなしていけば、信頼され継続依頼や収入アップ、稼働量アップも実現可能です。
この記事を読んだ人が1人でも多く、クライアントから信頼されストレスが少ない環境で働けることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました