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Webライターになりたいと考えていますが、いくらくらい稼げそうですか?
初心者でも稼働時間さえ確保できれば、月数万円は稼げます
フリーランスの場合、月収数十万円以上も十分可能です!
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライターの収入相場について紹介します。
webライターは業務委託契約がほとんどであり、納品物に対して報酬が支払われます。
契約ごとに文字単価や記事単価が決まっているため、一概に〇万円稼げるとは言えません。
ただ実体験から言わせていただくと、未経験者や初心者であっても月数万円程度稼げる可能性がありますし、専業ライターとして独立できれば月30万円以上稼ぐことも十分可能です。
本記事では、Webライターの収入はいくらか、収入相場や収入アップの方法を紹介します。
- Webライターの収入はいくらくらいかわかる
- Webライターの収入形態がわかる
- Webライターが収入を上げる方法がわかる
【体験談】Webライターの収入はいくら?
まずはWebライター歴8年の筆者がこれまでの働き方および収入を振り返ってみました。
私は娘を妊娠中に副業としてWebライターの仕事を始めました。
その後は仕事を退職しWebライターとして扶養内で稼ぎ、2022年からは扶養を出てフリーランスとして働いています。
副業時代から今までの収入は、下記の通りです。
- 副業時代:月数万円程度
- 扶養内時代:月10万円程度
- フリーランス時代:月30万円以上
それぞれ詳しく紹介していきます。
第一子妊娠中は正社員として働いていましたが、仕事を辞めることも検討していたので副業としてWebライターに挑戦してみました。
収入は数万円程度で時給換算すると1,000円程度だったはずです。
受注していたタスク案件も体験談やデータ入力に近いものなどが多かったです。
その後、仕事を退職し専業主婦となったため、扶養内でWebライターの仕事をしていました。
この時期ではタスク案件はほとんど受注せず、スカウトもしくは自分で応募した継続案件2~3社と仕事をしていました。
途中、第二子を妊娠、出産しましたが家事育児と並行しつつ、自分のペースで働くことができました
この時期は毎日3時間ほどの作業を5~6日/週行っており、時給換算だと2,000円程度でした。
私の場合、第一子出産後にFPの資格を取り、金融系のライティング案件を受注できたのが収入アップの理由のひとつかなと思っています。
2022年になり収入も安定したため、扶養を出て個人事業主として働くことにしました。
下の子も幼稚園に入園したため、作業時間を確保しやすくなったのも収入アップの理由のひとつです。
毎日4~5時間で週5日間作業していたため、時給換算すると3,000円程度でした。
2023年以降は売上が月50万円を超えるときもあり、仕事が楽しくて仕方ありませんでした
【口コミ】Webライターの収入相場
私の体験談だけでなく、実際にX(Twitter)で見つけたWebライターの収入に関する投稿をいくつか紹介します。
Webライティング初心者や未経験者であっても、効率よく学び行動すれば数ヶ月で5万円程度の売上は十分達成可能です。
本業が忙しい副業ライターや勉強が忙しい学生ライターであっても、月数万円から10万円以上の収入を実現できます。
Webライターの仕事をするときには、目標金額を設定する、稼働時間を決めるなどを意識してみるのが良いですよ!
Webライターは自分で仕事量を調整できるので、扶養内で働きたい人にも向いています。
Webライターは自宅で仕事できるので、子供のサポートをしつつ働けます!
Webライターとしての収入が増えれば、仕事を辞めフリーランスとして働くことも可能です。
私も2022年に扶養を出て、専業ライターとして活動を始めました
フリーランスのWebライターの収入相場は幅広く月20万円の人もいれば、100万円を超える人もいます。
このように、Webライターの収入幅は広く、自分に合う働き方を追求できます。
特別な資格も不要なので、気軽に始めてみてはいかがでしょうか
Webライターの収入形態
Webライターは業務委託契約がほとんどであり、契約内容によって記事単価や文字単価など収入形態が異なります。
Webライターの収入形態は、主に下記の通りです。
- 記事単価
- 文字単価
- 時給・月給
- PV・CVの目標達成によるインセンティブ
それぞれ詳しく解説していきます。
Webライターの収入形態で多いのは記事単価による契約です。
例えば、1記事10,000円で文字数5,000字の記事であれば、文字単価は約2円です。
ただし、文字単価での契約がないのでリサーチの結果、納品文字数が6,000字になったとしても支払われる金額は変わりません。
契約時に文字数や記事の内容について確認しておくと、工数を予想しやすくなりますよ!
Webライターの場合、記事単価だけでなく文字単価での契約も多いです。
私も今では文字単価でお仕事を請けています
記事単価と異なり、4,000字しか書かなければ8,000円になりますし、6,000字書けば12,000円の収入になります。
文字単価での契約の場合、リサーチしたところ文字数がかさんでしまった場合もしっかり報酬を支払ってもらえる点がメリットです。
Webライターの仕事の中には時給、月給制の仕事も多いです。
在宅のWebライターだとしても、リサーチを丁寧にしてほしいなどの理由で時給制としているクライアントもいます。
時給制や月給制でWebライターとして働く場合、稼働時間に対する収入を予測しやすいのがメリットです
一方で、効率的に作業したとしても収入が上がらないので達成感を味わいにくい側面があります。
納品物に対する成果とは別に、インセンティブ報酬が設定されている仕事もあります。
Webライターの場合、下記のインセンティブ報酬が考えられます。
- 納品した記事のPV・CV数
- 納品した記事の検索順位(5位以内で5,000円など)
インセンティブ報酬があれば、記事に反響があった場合、追加で報酬を受け取れます。
やる気につながりそうですよね!
ただインセンティブ報酬が設定されているWebライターの案件は少なく、あっても執筆ジャンルに関する専門的な知識やSEOの知識が求められる場合が多いです。
Webライターの収入を決める計算式
文字単価で契約しているWebライターの場合、下記の計算式で自分の収入を計算できます。
上記の計算式は収入を計算するときだけでなく、自分が何時間稼働すれば目標収入を達成できるかも計算可能です。
- 月収20万円を稼ぎたい
- 文字単価:1.5円
- 1時間に執筆できる文字数:1,500円
上記の場合、1ヶ月で約89時間の執筆が必要です。
1週間で22~23時間程度の作業を行う必要があり、週5日間仕事をするなら1日4~5時間程度働く計算になります。
先ほど紹介した計算式で注意しなければならないのは、収入が高い=時給が高いわけではないことです。
先ほどの計算式をもう一度確認しましょう。
収入を上げるには、下記の3つの要素いずれかを上げる必要があります。
- 文字単価
- 1時間に執筆できる文字数
- 執筆時間
文字単価や執筆効率を上げれば時給が上がる一方で、執筆時間を増やしても時給は変わりません。
そのため、時給を上げて効率よく稼げるようになりたいのであれば、稼働量ではなく文字単価や執筆効率を上げる必要があります。
次の章で、Webライターが収入を上げるコツを紹介していきます
Webライターが収入を上げる方法
文字単価で契約しているWebライターが収入を上げる場合、下記のいずれかを行う必要があります。
- 文字単価・記事単価を上げる
- 執筆を効率化する
- 稼働量を増やす
本記事で触れてきたように収入は「文字単価×1時間に執筆できる文字数×執筆時間」で計算できるため、それぞれの要素を高めていけば収入が上がります。
それぞれの要素を上げるコツを紹介します
文字単価・記事単価を上げるコツ
文字単価や記事単価を上げれば、同じだけ執筆しても受け取れる収入が増えます。
文字単価および記事単価を上げるコツは、下記の通りです。
- 専門性を高める
- 文章力を上げる
- 業務範囲を広げる
- ブログを運営して実績を作る
- 記事の拡散力を上げる
それぞれ詳しく紹介していきます。
自分の専門性を高める、執筆ジャンルの知識を深めれば、文字単価が上がりやすくなります。
専門性を高めるには、執筆ジャンルの経験を積む、資格を取得するなども有効です。
例えば、金融ジャンルの執筆をしたいのであれば余裕資金で投資してみる、FPの資格を取得するなども検討してみましょう。
Webライター初心者の場合、文章力を上げれば文字単価が上がる可能性があります。
ただし、文章力を上げるといっても限界があり、ある程度上達した後はセールスライティングに特化する、取材スキルを身につけるなどの工夫が必要です。
本文執筆だけでなく、構成作成や画像作成などの仕事も任せてもらえるようになれば、文字単価や記事単価が上がりやすいです。
自分で構成作成から本文執筆、WP入稿まで行えるようになれば、効率も上がるので収入が大幅に上がる可能性もあるでしょう。
個人ブログを運営しPVやブログ収益〇万円などの実績を作れば、文字単価が上がりやすいです。
クライアントワークで実績を示せない分、ブログ運営に力を入れて記事の質や集客力をアピールしましょう。
Webライターがポートフォリオとしてブログを作る流れは、下記の通りです。
- どの媒体でブログを運営するか決める(note、はてなブログなど)
- 有料ブログの場合はサーバーとドメインの契約をする
- ブログの初期設定を行う
- 受注したいジャンルで数記事執筆する
- ブログ記事を公開、リライトしていく
金融やDIY、子育てなど自分が得意、興味のあるジャンルでブログを運営してみましょう!
Webライターがブログを運営するメリットは、下記の記事でも紹介しています。
SNSなどで知名度がある人は「私が書きました!」と記事を拡散できるため、文字単価や記事単価が上がりやすいです。
例えば、そのジャンルで有名な人が書いた記事なら読みたいですよね
ただ執筆ジャンルで権威性を持つ、インフルエンサーになるのは簡単なことではありません。
そのため、記事の拡散力を上げることについては、短期的に取り組むのではなく中長期で取り組むのが良いでしょう。
執筆を効率化する
同じ文字単価や記事単価で仕事をするのであれば、1時間に書ける文字数が増えた方が効率よく稼げます。
執筆を効率化する方法は、主に下記の通りです。
- タイピング速度を上げる
- 音声入力を活用する
- 記事のフォーマットを作る
- 事務作業を効率化する
それぞれ詳しく解説していきます。
タイピング速度が上がればその分だけ、1時間に書ける文字数も増やせます。
Webライターとして本格的に活動するのであれば、ブラインドタッチを身につけておいて損はありません。
私の場合、学生時代からオタクで中学生のときに個人サイトを作った経験があったため、ブラインドタッチはWebライターになる前からできていました
これまでパソコンをあまり使用した経験がない人は下記の方法で、タイピング練習をしておくのも良いでしょう。
- 寿司打などのタイピングゲームを使う
- とにかく仕事に応募して記事を書く機会を増やす
- 個人ブログを運営してみる
- パソコンからSNSにアクセスし投稿作業をする
タイピング速度はすぐに上がるものではないため、コツコツ練習していきましょう!
タイピング練習と並行して行っていきたいのは、音声入力の活用です。
音声入力ツールは複数ありますが、私が主に使用しているのは下記の2つです。
- iphoneの音声入力(スマホで執筆するとき)
- Googleドキュメントの音声入力(PCで執筆するとき)
どちらの音声入力も通常の会話程度の速度であれば音声を広い、入力&変換してくれます。
変換の精度も高く1文につき1ヶ所修正が必要かくらいの仕上がりです
私はタイピング速度に自信があり、昨年まで音声入力には懐疑的でした。
ただ気持ちに余裕があるときに使う機会を増やして、今では音声入力とタイピングを半々くらいの割合で使用しています。
特にスマホだと、音声入力でスキマ時間に執筆できるのが非常に助かります!
似たような記事を書くことが多いのであれば、フォーマットを作っておくのも良いでしょう。
例えば、特定の商品を紹介する「〇〇 口コミ」などのキーワードであれば、下記の構成になることが多いです。
- リード文
- 〇〇の良い口コミ
- 〇〇の悪い口コミ
- 〇〇のメリット
- 〇〇のデメリット
- 〇〇が向いている人の特徴
- 〇〇の費用
- 〇〇を利用する流れ
- 〇〇を利用するときの注意点
- 〇〇についてよくある質問
- まとめ
上記の構成を作っておけば、実際に検索上位を確認して適宜調整するだけで良いので構成作成の時間を短縮できます。
フォーマットとは少し異なりますが、自分がよく調べる情報をまとめておくのもおすすめです。
私は一時期、新電力会社を紹介する記事を多く執筆していたので、各社の費用やプラン名、公式HPなどをまとめたものを用意し、執筆時に参考にしていました。
Webライターの仕事は執筆だけでなく、下記のような事務作業も自分で行わなければなりません。
- クライアントとの連絡
- 仕事への応募
- 求人情報の確認
- 経費や売上の入力
- 確定申告
仕事内容によっては、クライアントとのこまめなやり取りが必要になり時間がとられてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、メールやチャットの定型文を用意しておき、メッセージを作成する時間を短縮するのも有効です。
他にも、クラウド会計を利用すれば毎月の会計処理や確定申告の手間や時間を大幅に削減できます。
私は一時期、大学生の妹に事務仕事を外注していました
経費や構成フォーマットの作成を依頼する程度でしたが、毎月細かな作業に追われず楽になったのを覚えています。
稼働量を増やす
Webライターとして収入を増やしたいのですが、力業になりますが稼働量や執筆時間を増やしてしまうのもアリです。
単純に1時間作業していたところを2時間作業すれば、収入は倍になりますよね。
ただし、低単価案件しか受注していないのに稼働量を増やしてしまうと「頑張って働いているのに全然稼げない」とモチベーションが下がる原因につながります。
そのため、稼働量を増やすときには目標金額を設定しておく、高単価案件をしてからにするなども考えておきましょう。
稼働量を増やすコツをいくつか紹介します。
1日は24時間しかなく、その中で睡眠や家族との時間、本業や家事などを行っているはずです。
例えば、正社員として8時間働いた後に毎日残業を2時間している人が、副業ライターとして追加で働こうとしても挫折してしまう可能性が高いです。
本当に副業ライターとして稼ぎたい、将来独立をしたいなど考えているのであれば、残業をしないなど決めてしまうことも必要になります。
他には、子供の寝かしつけが終わってライティングをしたいけれど、家事も終わっていないなどの場合には、子供が寝るまでに家事を終わらせる工夫も大切です。
我が家もルンバや食洗器のお世話になっており、子供がいる時間に家事を行うようにしています
自分がWebライティングに1日何時間使えるかわからない人は、1週間程度で良いので自分の行動を記録してみて改善できる箇所がないか分析してみるのもおすすめです。
今の生活に不満がない人が「Webライターとして月10万円稼ごう」と考えてもなかなか行動に移せないことが多いです。
他にも「Webライターとして独立したい」「子供を産んだら仕事を辞めて自宅で働きたい」など理想の生活や働き方を思い浮かべてみるのもおすすめです。
例えば、月10万円稼ぎたいと考えた場合、下記のように受注する仕事の条件や稼働量を決定できます。
- 10万円÷1円/文字=10万文字執筆が必要
- 1時間で執筆できるのは2,500字程度
- 1ヶ月の執筆時間は「10万÷2,500=40時間/月」の執筆が必要
- 1ヶ月=4週間とすると、10時間/週の執筆が必要
- 1週間で5日間稼働する場合は2時間/日の執筆が必要
- 10万円÷2円/文字=5万文字執筆が必要
- 1時間で執筆できるのは2,000字程度
- 1ヶ月の執筆時間は「5万÷2,000=25時間/月」の執筆が必要
- 1ヶ月=4週間とすると、6.25時間/週の執筆が必要
- 週末2日間で仕事をするとなると3.125時間/日の執筆が必要
目標金額と文字単価、執筆速度が決まれば、必要な執筆時間も計算できます
執筆時間を計算したときに、1ヶ月→1週間→1日と細かく計画していけば「思ったより仕事できていない……」と計画が崩れることもありません。
Webライターの収入に関するよくある質問
最後に、Webライターの収入についてよくある質問を回答と共に紹介します。
- Webライターの平均月収はいくら?
- 正社員でWebライターの仕事をした場合、月収は20~30万円程度になることが多いです。
業務委託契約としてWebライターの仕事を行う場合は、契約内容や稼働量によって月収が変わります。
- Webライターの平均年収はいくら?
- フリーランス白書2020によれば、Webライターなどを含むクリエイティブ系の平均年収は400万円未満とされています。
【まとめ】Webライターの収入は青天井に伸びていく
業務委託契約でWebライターの仕事をする場合、受注する仕事の量や単価によって収入が決まります。
執筆速度が速い人や専門的な記事を書けるため文字単価が高い人の収入は高くなりやすいです。
Webライターの収入は青天井で伸ばしていくことができる一方で、初心者や未経験者であっても数ヶ月で月数万円程度のお金を稼ぐことも難しくありません。
Webライターは1人でコツコツ作業をすることも多いので、自分で目標金額や受注する仕事のレベル、執筆時間をコントロールする必要があります。
まあずは自分がいくら稼ぎたいのか、Webライティングの仕事を通じてどんな生活を送りたいのかを考えてみるのが良いでしょう。
この記事を読んだ人が1人でも多く、Webライターの仕事を始め自分なりの働き方や暮らしができることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました