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Webライターの仕事を始めてから半年経つけど、収入3〜5万円程度でうろうろしている
月10万円を安定して稼げるようになりたい!
月10〜15万円程度の収入を得たい場合、執筆ジャンルを絞って特化ライターになるのがおすすめです
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、特化ライターになるメリットやデメリット、なり方を解説します。
特化ライターとは、特定ジャンルの執筆を専門としているライターです。
特化ライターとして活動すれば、高単価案件を受注しやすい、リサーチ作業を効率化できるなどメリットがあります。
短時間しか稼働できない副業ライターや主婦ライターにも向いています
特に、月10~15万円程度を安定して稼ぎたい人には、特化ライターがおすすめです!
私も、初心者のうちは様々なジャンルの記事を執筆していましたが、金融(中でも相続)に絞りだしてからは、収入をどんどん伸ばすことができました。
本記事では、特化ライターになり月50万円以上稼げるようになった経験を活かして、特化ライターのメリット・デメリット、ジャンルの選び方を解説します。
- Webライター歴9年
- 現在の月収は50~60万円程度
- 8歳・5歳の子供を育児中
- FP2級取得、金融・相続専門ライター
- 詳しいプロフィールはコチラ
- 特化ライターとは何か
- 特化ライターになるメリット・デメリット
- 特化ライターにおすすめの執筆ジャンル
- 特化ライターになる流れ
特化ライターとは
特化ライターとは、特定ジャンルの執筆を専門としているライターです。
例えば、金融ライターや相続ライター、医療ライターなどは、典型的な特化ライターです
特化ライターになれば、自分の専門性をアピールしやすくなりますし、リサーチ作業も効率化しやすいなどのメリットがあります。
次の章では、特化ライターのメリットやデメリットを詳しく見ていきましょう。
特化ライターになる7つのメリット
特化ライターになれば、執筆ジャンルについての専門性をアピールしやすいため、単価が上がりやすくなります。
他にも、特化ライターになるメリットは、下記の通りです。
- 文字単価・記事単価が上がりやすくなる
- リサーチにかける時間・手間を減らせる
- 一次情報を盛り込みやすくなる
- 過去の経験や資格を活かせる
- 記名記事を書かせてもらえる場合もある
- ジャンルによっては生成AIに代替されにくい
- WebライターからディレクターやSEOコンサルになることもできる
どれも実体験に基づくものです!
それぞれ詳しく紹介していきます。
特化ライターになれば、執筆ジャンルについての専門性をアピールしやすいので、文字単価や記事単価が上がりやすくなります。
募集ジャンルについて執筆経験があります!とアピールできますし、ジャンルについての資格や職歴をアピールできることもあるでしょう
金融や不動産、医療など単価が高いジャンルを自分の専門とすれば、文字単価3円以上の仕事を受注できる可能性も十分あります。
特化ライターになると文字単価が上がりやすくなるだけでなく、リサーチにかける時間も短縮できます。
結果として、執筆時間が短くなり時給が上がる可能性があります!
特化ライターのリサーチ時間が短くなる理由は単純で、執筆ジャンルについての知識を身につけられるからです。
私の場合、相続が専門なので国税庁の発表や家計調査を確認することが多いです
反対に、ジャンルについての知識がないと、基本的な用語の意味から勉強しなければならないなど、リサーチに時間がかかる場合もあります。
自分が専門とするジャンルによっては、一次情報を盛り込みやすくなるはずです。
例えば、ゲームが大好きで毎日数時間プレイしている人がゲームライターになった場合、ゲームをプレイした感想やプレイのコツなど実体験をもとに執筆できるでしょう。
ライターとして一次情報を書けるようになると「あなたが書いた記事を読みたい」と考える読者が増え、記事の単価交渉がしやすくなる可能性もあります。
実務経験のあるジャンルや執筆ジャンルに関する資格を取得している場合、自分の経験や資格を記事執筆に活かせる可能性もあります。
例えば、法律ジャンルや医療ジャンルは、実務経験や資格が重要となってくるジャンルです。
医療に関しては、医師や看護師ライターを募集しているメディアも多いです
他にも人事として採用経験がある場合、転職ジャンルの特化ライターになることもできるでしょう。
こういった実務経験や資格は誰でも持っているわけではないため、希少性が高く、文字単価や記事単価に反映される場合もあります。
記事の専門性が高い場合や誰が書いた記事かが重要になる場合、記名記事を書かせてもらえる場合もあります。
記名記事は自分の実績としてポートフォリオにURLを掲載できるので、クライアントに実際書いた記事を紹介できます。
ゆくゆくは監修者として仕事をしたい場合、記名記事があると自分の専門性もアピールしやすくなるはずです
特化ライターとして執筆ジャンルの専門性を高めると、生成AIに代替されにくくなる効果も期待できます。
2023年にchatGPTなどの生成AIが普及し始め、ライターの仕事がなくなるのではないかと不安な人もいるでしょう。
私も生成AIを活用していますが、生成AIの記事精度はどんどん高まっていると感じます。
稼げるライターと仕事がなくなるライターが二極化されていくはずです
執筆ジャンルの専門性を高める、執筆ジャンルの業界構造やターゲットを理解した記事を書ければ、生成AIよりも優れた文章を書けるライターとして重宝されるでしょう。
特化ライターとして経験を積むと、クライアントから「ディレクターになってほしい」「サイト全体のSEOをみてほしい」と依頼されることも増えてきます。
収入を安定させたい人や扶養から出るくらいの収入を得たい人には、向いています
ただし、WebライターとWebディレクターやSEOコンサルは仕事内容が異なるので、人によって向き不向きがあります。
- 担当ライターさんのペースに振り回されずコツコツ作業したい人
- 毎月数十時間の稼働を確保できない人
- ただ記事の執筆だけをしていたい人
上記に該当する人は、無理にWebディレクターやSEOコンサルを目指さず、ライターとして仕事をし続けるのがおすすめです!
特化ライターになるデメリット
特化ライターは、執筆ジャンルについての経験が求められる、稼げるジャンルはある程度絞られているなどのデメリットがあります。
特化ライターになるデメリットは、主に下記の通りです。
- 過去の経験や資格が必要な場合もある
- 稼ぎやすいジャンルは限られている
- ジャンルの需要による影響を受ける恐れがある
- 最新知識を勉強し続ける必要がある
勉強が苦ではない、稼げるジャンルが好き・得意な人にのみ、特化ライターはおすすめです
それぞれ詳しく紹介していきます。
執筆内容やクライアントによっては、実務経験や資格があるライターのみを募集している場合もあります。
例えば、法律関係のメディアは弁護士資格などが必要な場合も多いです。
その場合は、執筆ジャンルを変更、広げてみる、実務経験を求めない仕事に応募して経験を積むなどもおすすめです。
特化ライターとして稼げるジャンルは、ある程度限定されています。
反対に言えば、稼げないジャンルや仕事が極端に少ないジャンルで特化ライターになっても、満足のいく収入を得られない可能性があります。
求人サイトやクラウドソーシングで、希望ジャンルの仕事があるか、単価はどれくらいか確認しておきましょう
特化ライターにおすすめのジャンルは、次の章で解説します!
特化ライターをしていると、ジャンル全体の需要が減ると仕事が一気になくなる可能性があります。
例えば、新型コロナウイルス感染症が流行したとき、旅行系のメディアの多くは縮小・閉鎖に追い込まれました。
記事を依頼されていたライターの仕事も減ってしまっていたはずです
2024年時点では国内、海外旅行の需要も戻りつつあり、トラベルライターの仕事も増えてきています。
しかし、数ヶ月もしくは数年にわたりジャンルの需要が落ち込んでしまったとき、仕事が減っても耐えられるのか、別のジャンルの記事を書けそうかは普段から考えておく必要があります。
今後、需要が増えそうなジャンルのライターになるのもおすすめです!
特化ライターになる場合、執筆ジャンルの専門的な知識が求められます。
例えば、私は相続ライターなので税制改正の際には内容を確認し相続分野にどのような影響をおよぼすのか分析します。
場合によっては、クライアントに記事のリライトや新記事作成の提案もします!
興味のないジャンルで特化ライターとなった場合、最新知識を勉強できない、勉強が苦になる可能性はあるでしょう。
特化ライターにおすすめのジャンル10選
特化ライターになるのにおすすめのジャンルは、ある程度決まっています。
記事を書くのに専門的な知識が必要であり、高単価案件が多いジャンルに特化するのがよいでしょう。
具体的には、下記のジャンルに特化することをおすすめします。
- 金融
- 相続
- 不動産
- 法律
- 医療
- 美容・脱毛
- 転職
- IT
- 通信
- Webマーケティング
それぞれ詳しく解説していきます。
金融は専門性が高く広告予算も多いジャンルなので、高単価案件が多いのが特徴です。
金融といっても幅広く、下記のようにさらに細分化可能です。
- 株
- FX
- 資産運用
- 仮想通貨・NFT
- クレジットカード
- 保険
資格・執筆経験によっては、文字単価5円以上を狙えるジャンルでもあります!
高齢化社会が加速している日本では、相続対策の需要も年々高まりつつあります。
子供を持たない人や未婚の人が増えているため、自分の財産を誰に受け継いでもらうかを事前に決めておくニーズも高まっています
相続も金融の知識、法律、不動産の知識など幅広い知識が必要であり、特化ライターのジャンルにぴったりです。
私も相続ライターとして活動しており、士業事務所のメディアなどで執筆させてもらっています。
弁護士や司法書士など国家資格を持っていない人は、監修を担当できないので、文字単価が2〜3円程度で依頼されることが多いです。
不動産も大きなお金が動くジャンルであり、住宅購入や不動産投資など執筆内容によって必要な知識も変わってくるのが特徴です。
- 住宅購入・売却
- リフォームやリノベーション
- 不動産投資
- 内装・外装
- 害虫駆除・雨漏り被害
不動産といっても執筆内容によって文字単価が変わってくるので、自分に合うジャンルや文字単価が高いジャンルを見つけましょう。
私は不動産の相続対策について書くことが多いです
専門的な知識が要求される法律分野の記事も、文字単価が高くなりやすいので特化ライターが選ぶジャンルにおすすめです。
法律に関しても、下記のように細分化できます。
- 離婚
- 債務整理・法人破産
- 交通事故
- 相続トラブル
私は、債務整理や法人破産の記事執筆やディレクションを担当したことがあります。
間違った内容を記載せず、競合との差別化やコピペチェックに気を配る必要があるので、非常に難しいジャンルです。
債務整理や法人破産であれば、金融系の知識も必要な場合もあります
金融や不動産、法律については、記事の専門性が高くなればなるほど、他分野の知識も必要になるので、幅広い知識を身につけるように普段から意識しましょう。
医療分野も専門的な知識が必要ですし、医師や看護師、薬剤師など国家資格を持った人が執筆・監修することが多いジャンルです。
- 妊活・妊娠
- 医療
- 介護
- 健康
なお、健康やお金に関する内容はYMYLと言われ、個人ブログではGoogleで検索上位に上がりにくくなっています。
そのため、医療従事者で専門性を活かして情報発信に取り組みたいのであれば、自分でメディアを立ち上げるよりも、ライターとして記事を書いた方が収入面でも記事の反響でも評価される可能性が高くなります。
美容や脱毛についても、YMYLに該当するので、専門的な知識が求められます。
- 脱毛
- 化粧品
- サプリメント
- エステ
- ダイエット
- 育毛
例えば、化粧品やサプリメントの記事執筆であれば、薬機法の内容にしたがって記事を書かなければなりません。
薬機法について理解している、日本化粧品検定を取得している人は、重宝される可能性があります。
転職が当たり前になりつつあり、転職記事のニーズも高まっています。
転職サイトや転職エージェントのコラム記事など転職希望者向けの記事を書く場合もありますし、中途採用をしたい企業向けに記事を書く場合もあります。
特に、企業側や採用担当者目線の記事は、人事での経験や実際に採用活動に関わっていた人の知識が重宝されることが多いです
私も過去に転職向けのコラムや採用担当者向けの記事を書いた経験がありますが「人事経験者には敵わないな」「会社での勤務経験が浅い私では、通り一遍の記事しか書けない」と判断し、今ではあまり転職ジャンルで仕事をしていません。
ITジャンルも市場規模は年々拡大していますし、最新知識が求められるジャンルですので、特化ライターとしての需要が高いです。
最新ガジェットの紹介や企業のIT導入・DX化の記事など、ターゲットも執筆内容も様々なものがあります
ITと若干被りますが、通信ジャンルも広告予算が高く文字単価が高いのが特徴です。
通信ジャンルはアフィリエイト広告も多いので、通信会社のオウンドメディアだけでなく、アフィリエイトに取り組んでいる企業から記事を依頼されることもあります。
業界規模が拡大しているWebマーケティング系も、特化ライターが専門ジャンルとして選ぶのにおすすめです。
例えば、Webライターであれば自分もSEOやWebマーケティングにかかわっているわけですし、最新情報や専門知識も記事に取り入れやすくなるはずです。
記事執筆で学んだことを自分の仕事でも活かしやすいので、インプットとアウトプットの効率を高められるのも魅力といえるでしょう。
特化ライターが専門ジャンルを選ぶ基準
特化ライターになる場合、自分の執筆ジャンルを絞って専門性を高めていく必要があります。
どのジャンルを選べば良いかわからないと悩んでしまう場合は、下記の基準で選んでみるのがおすすめです。
- 自分が得意・好きなジャンルか
- 文字単価が高いジャンルか
- 今後成長していく業界・ジャンルか
- 自分の専門性をアピールできるジャンルか
- 一次情報が求められるジャンルか
それぞれ詳しく解説していきます。
先ほど解説した「特化ライターにおすすめのジャンル10選」の中に自分が得意、好きなジャンルがある場合、そのジャンルを選ぶのが良いでしょう。
興味がないジャンルや極端に苦手なジャンルについて勉強し続けろと言われても辛いですよね
例えば、私の場合は通信ジャンルが得意ではなく「いや、安いプラン知りたいのは私も同じだよ」「◯◯の人にこのプランがおすすめ!って書きたいけど、◯◯に何入れればいいかわからないよ」と悩みます。
誰にでも向き不向きはあるので、自分が得意なジャンルを見つけましょう。
特化ライターになる場合、高単価案件が多いジャンルを選ぶのがおすすめです。
先ほど紹介したジャンルは、どれも専門性が高く広告予算も多めなので単価が高めです
文字単価が低めのジャンルだといくら書いても、収入が増えにくいのでご注意ください。
特化ライターとして長期的に稼いでいくには、今後成長していく業界やジャンルを専門にする必要があります。
例えば、今後はより高齢化社会となるので相続業界の需要は増えると予想されます。
成長していく業界を見極めるには、業界地図を読む、各研究機関の未来予測を読むのもおすすめです
特化ライターとして専門を選ぶ際には、自分の専門性をアピールできるジャンルを選びましょう。
特に、文字単価が高いジャンルは専門性も高い傾向があるので、ジャンルに関する資格を持っている、実務経験や業界経験がある場合は、そのジャンルを自分の専門としましょう。
自分が一次情報を提供できるジャンルがあれば、そのジャンルを専門にするのもおすすめです。
例えば、ライブや観劇に行くのが好きで年間数十回は行っている人であれば、ライブや観劇のリポート記事を書いて収入を得ることもできるでしょう。
- 映画が大好きで常に最新作を映画館で観ており、SNSのフォロワー数も多い
- ゲームが大好きで過去にゲーム会社で勤務していた経験もある
- 小学生と幼児を育児中である
上記のように、他の人がしていない体験をしているのであれば、その経験をもとに記事を書ける可能性があります。
こういった自分が経験した情報は一次情報と呼ばれ、記事内に盛り込むと他の記事との差別化につながります。
エンタメや育児、DIYなど実体験や一次情報が求められるジャンルで、自分が人より多く体験しているのであれば、そのジャンルを専門としても良いでしょう。
4人の子供を育てている保育士さんで育児ライターとして活動を始め、本業より副業収入が高くなったという経歴を持つ人とお話したことがあります
このように、自分にしかない経験や経歴は十分武器となるはずです。
特化ライターになるまでの流れ
特化ライターになるには、まずはWebライターとして必要なものを揃え、基本的なスキルを身につけておく必要があります。
その上で、自分が専門とするジャンルを決め、Webライティング力や執筆ジャンルの知識を高めていきましょう。
特化ライターになるまでの流れは、下記の通りです。
- 【前提】Webライターになるのに必要なものを揃えておく
- 【前提】Webライターになるのに最低限必要なスキルを身につける
- 【前提】様々なジャンルの仕事を受注し自分に合うジャンルを見極める
- 専門にしたいジャンルの勉強をする
- 専門にしたいジャンルの仕事に応募する
- 目指す方向性・専門性に合う仕事を選んでいく
それぞれ詳しく紹介していきます。
Webライター未経験者・初心者は、特化ライターを目指す前に下記の記事も合わせてお読みください。
前提として、Webライターになるのに必要なものを揃えておきましょう。
これからWebライターになろうと考えている人は、下記を用意しましょう
- パソコン
- インターネット環境
- Googleアカウント
- クラウドソーシングのアカウント
- 文章作成ソフト(Word・Googleドキュメント)
- スマホ
- 報酬受取用の銀行口座
Googleアカウントや報酬受取用の銀行口座は、Webライター用のものを用意しておきましょう。
プライベート用のアカウントや銀行口座を使用してしまうと、仕事とプライベートの区別がつかなくなり、メールの返信が漏れてしまう、確定申告の手間が増える恐れがあるからです。
反対に、パソコンやスマホは普段使用しているものを活用可能です!
続いて、Webライターになるのに必要なスキルを身につけておきましょう。
Webライターになるのに最低限必要な知識やスキルは、下記の通りです。
- Webライティング力
- リサーチ力
- 基本的なパソコン能力
- 著作権についての知識
- コミュニケーション能力
- スケジュール管理能力
Webライティング力については、自分でキーワードを選定して記事を実際に書いてみる流れを体験してみるのが良いでしょう。
ブログやnoteなどを使えば無料もしくは月額1,000円程度で記事を書く場所を用意できます
Webライターとして稼ぐ経験をしたいのであれば、クラウドソーシングで初心者向けの仕事に応募してみましょう。
Webライターになる準備が整ったら、様々な仕事に応募してみましょう。
- この記事書いていて楽しい
- この記事は普段より早く書けた
- クライアントに何だかすごく褒められた!
こんなジャンルは、あなたに合っているジャンルなのかもしれません。
自分が専門にしたいジャンルを見つけたら、そのジャンルについての勉強をしてみましょう。
勉強をするときには、ただ自己満足で勉強を続けるのではなく、何らかの成果を出すことを意識するのがおすすめです。
例えば、金融ライターになりたいのであれば、FP3級・2級の取得を目指してみるのも良いでしょう。
FP資格をアピールすることで、金融ジャンルの案件に応募しやすくなるメリットもあります
自分が受注したいジャンルにちょうど良い資格がない場合、ブログやSNSでそのジャンルの情報発信をしてみることも考えてみましょう。
ブログ記事が自分の実績になりますし、ジャンルによってはSNSのフォロワー数をアピールできる場合もあるからです
また、ブログを運営してみよう、資格を取得してみようと具体的な目標を用意することで勉強のモチベーションも保ちやすくなります。
勉強と同時変更もしくはある程度勉強できたら、自分が専門にしたいジャンルの仕事に応募してみましょう。
初心者ライターのときと同様に、不採用になっても落ち込みすぎず、どんどん案件に応募していきましょう!
この段階であまりにも不採用が続き収入が途絶える、そもそも希望のジャンルに仕事がほとんどないといった場合は、複数のジャンルを専門にする、ジャンルの幅を広げるなどの対策もご検討ください。
特化ライターとして仕事を受注できるようになったら、収入もある程度安定してくるはずです。
ジャンルや稼働量にもよりますが、複数社と継続案件して月10~15万円程度稼いでいる人も増えているのではないでしょうか。
月10~15万円安定して稼げるようになってきたら、収入をどこまで増やしていくのか、どんな働き方を希望するのか考えてみることをおすすめします。
フリーランスや個人事業主は働き方や稼働量によって、収入が青天井で伸びていきます。
しかし、収入が増えると配偶者の扶養から抜けなければならない、稼働量を増やしすぎるのは嫌だと考える人もいるでしょう。
自由な働き方ができるからこそ、自分に合う働き方を見つける必要があります
今の私は、夫の収入を超えて私が世帯主になってしまう状況は避けつつギリギリまで収入を上げたいと考えています!
特化ライターになるときの注意点
特化ライターになる場合、毎月10〜15万円ほどの収入を稼ぐことも可能です。
そのため、確定申告や配偶者の扶養に入れるかなどの知識も身につけておく必要があります。
特化ライターになるときに注意すべき点は、下記の通りです。
- 特化ライターになった後も専門ジャンルの記事執筆をしても問題はない
- 年間20万・48万円以上の所得を得ると確定申告が必要である
- 主婦の場合は配偶者の扶養に入る条件を確認しておく
- ジャンルの知識・Webライティング+αのスキル・知識を身につけておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
たまに誤解されるのですが「◯◯ライター」などと自分の専門ジャンルを名乗っても、専門ジャンル以外の記事が書けなくなるわけではありません。
実際に、私も相続ライターと名乗っていますが、不動産ジャンルの記事を依頼されることもありますし、電力切り替えや節約系の記事を書くときもあります。
特化ライターになっても視野を狭めすぎず、自分が書けそうな仕事や条件の良い仕事に応募していく姿勢が大切です
Webライターとして稼いだ金額が年間20万円もしくは48万円を超えると、確定申告をしなければならないのでご注意ください。
特化ライターになってから、収入が上がった人は要注意です!
なお、確定申告が必要になる所得の金額は、下記のように決められています。
- 本業が別にあり給与所得を得ている人:年間20万円
- 専業主婦など他に収入がない人:年間48万円
自分はいくらから確定申告が必要なのか理解しておきましょう!
また、確定申告は不要な場合でも、住民税の申告が必要な場合もあります。
住民税を申告すべき所得や申告方法は自治体によって異なるので、お住まいの地域の役所などで確認しておきましょう。
専業主婦が特化ライターになって毎月安定した収入を得ようとする場合、配偶者の扶養に入る条件を確認しておきましょう。
そもそも、扶養は下記の2種類に分類できます。
- 税金の扶養 103万円
- 社会保険の扶養 130万円
※配偶者が加入している健康保険組合によって異なる
扶養を抜けた場合の影響度が大きくなるのは、社会保険の扶養です。
いわゆる130万円の壁ですね
パートやアルバイトなどで給与を受け取っている人は、130万を意識して働けば良いのですがフリーランスや個人事業主は少し事情が異なります。
誤って扶養を出てしまったなんてことにならないように、あらかじめ扶養に入るための条件を確認しておきましょう。
フリーランスの扶養については、下記の記事で詳しく紹介しています。
特化ライターとして安定して稼ぎたいのであれば、執筆ジャンルの知識やWebライティングの知識だけでなく、さらに掛け合わせられる知識やスキルがあると強いです。
知識・スキルの掛け合わせによる相乗効果は、ホリエモンの人気著書「多動力」にて詳しく書かれています。
私の場合も「相続×Webライティング×SEO」とSEOの知識も掛け合わせたことで、一気に収入が増えた経験があります。
「相続記事を書けるライター」から「相続の知識も合ってコンテンツマーケティング任せられる人」にステップアップできました
クライアントから信頼されると、より多くの仕事を任せてもらえますし、任せられた仕事をこなせばさらに評価が上がる好循環に入れます。
好循環の最初の一歩を踏み出すために、+αの知識・スキルは何にするか、自分の強みは何にすべきか考えていきましょう。
特化ライターについてよくある質問
最後に、特化ライターになるにあたり、よくある質問を回答と共に紹介していきます。
- Webライターとして生活できないんだけど何をすべき?
- Webライターは記事を執筆・納品しないと報酬を得られません。
生活していくだけの収入がない場合、もっと仕事に応募する、稼働量を増やすなどの対策が必要です。
いくら仕事に応募しても採用されない場合は、ブログ運営、サンプル記事執筆などを行い実績を作るのもおすすめです。
▶Webライターの採用率を上げるコツについて詳しくはコチラ
- Webライターの仕事は記事を書くだけ?
- Webライターの仕事は記事を書くのがメインですが、取材を行う場合もありますし、画像の撮影・加工や構成作成、Wordpress入稿まで行う場合もあります。
仕事によって業務範囲が異なるので、事前に確認しておきましょう。
- 特定のジャンルの記事を書くライターになりたい場合どうすればいいのか?
- 執筆したいジャンルの知識とWebライティングの知識・経験の両方を身につけましょう。
ブログやSNSなどで「◯◯ライター」と名乗ってしまうのも、有効です。
【まとめ】特化ライターなら少ない稼働で高収入を実現できる
副業ライターや主婦ライターなど稼働時間が限られている人は、効率よく執筆するために特化ライターを目指すのもおすすめです。
特化ライターであれば、執筆するジャンルを絞れるのでリサーチを効率よく行えるようになるからです。
また、高単価案件が多いジャンルの特化ライターになれば、少ない稼働時間で効率よく上げられる可能性もあります。
私も相続ライターとして毎日数時間程度の稼働で月50~60万円ほどの収入を得ています。
ただし、収入が増えると配偶者の扶養から抜ける場合もありますし、確定申告が必要な場合もあるので、税金や社会保険の知識も身につけておきましょう。
この記事を読んだ人が1人でも多く、特化ライターとして自分の理想の働き方や暮らしを実現できることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました