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Webライターになって月数万円稼げるようになってきたんだけど、毎日忙しくてこれ以上収入が増える未来が見えない……
人間関係に疲れてWebライターになったのに、クライアントとのやり取りに疲れるときがある……仕事の選び方が悪いのかな？
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライターの仕事の選び方を解説します。
フリーランスや個人事業主として働くWebライターの場合、自分で案件を探し応募・契約しなければなりません。
自分でクライアントや仕事内容を自由に選べる文、選び方に迷ってしまい合わない仕事を嫌々受けてしまうこともあるのではないでしょうか。
自由というのはメリットも大きいですが、制限がなくどのように仕事を選んで良いか迷ってしまいますよね
自分にとっての理想の暮らしや働き方を実現するには、仕事の選び方や選ぶときの基準が非常に重要です。
私も自分が心からしたいと思える仕事のみに絞ってから、収入が上がりストレスを減らすことができました。
本記事では、その経験を活かして、Webライター向けに仕事の選び方や基準を紹介していきます。
- Webライター歴9年
- 現在の月収は50～60万円程度
- 8歳・5歳の子供を育児中
- FP2級取得、金融・相続専門ライター
- 詳しいプロフィールはコチラ
- Webライターの仕事の選び方・仕事選びの基準
- Webライターが自分に合う仕事を見つけるコツ
- Webライターが仕事に応募するときの注意点
【初心者向け】Webライターの仕事の選び方・基準
Webライターを始めたばかりの人は、レギュレーション完備の仕事や構成作成済みの仕事に応募するのがおすすめです。
初心者におすすめの仕事選びの基準は、下記の通りです。
- 文字単価が1円以上
- レギュレーション完備
- 募集要項の文章や応募後のやり取りが丁寧
- 構成作成済みで本文のみの執筆
- 自分が得意・興味のあるジャンル
- 高評価・依頼数が多いクライアント
- 納期にゆとりがある案件
それぞれ詳しく見ていきましょう。
初心者であっても、文字単価が1円以上の仕事に応募するようにしましょう。
1円未満の仕事は収入につながりにくく、クライアントも「安くても納品してくれるライターであればOK」と考えていることが多いからです。
継続案件につながりにくいですし、仮につながったとしても、文字単価が安く稼働を増やしても思うように稼げない可能性が高いです。
初心者や未経験者であっても「自信がない」などと考えずに、積極的に文字単価1円以上の仕事に応募していきましょう！
Webライターの文字単価相場については「Webライターの文字単価相場はいくら？決める要素や上げるコツ」の記事で詳しく紹介しているので、よろしければお読みください。
初心者であれば、レギュレーション完備の仕事に応募するのもおすすめです。
レギュレーションとは、クライアントが設定した記事執筆のルールです。
レギュレーションがない仕事や曖昧な仕事は、納品後に修正を求められる可能性があります。
初心者のうちは、クライアントが求める文章や記事を理解しやすいレギュレーション完備の仕事に応募しましょう
Webライティングの仕事に応募するときには、募集要項の文章や応募後のチャットやメールのやり取りが丁寧かも確認しておきましょう。
募集要項の内容に違和感がある場合や採用時の連絡が雑、横柄なクライアントは仕事をしていても不満が募ることが多いです。
クライアントも安かろう悪かろうでライターを募集している可能性もあります
- 募集要項に必要な情報が揃っている
- 募集要項の文章が丁寧である
- 応募後のコミュニケーションのタイミングや文面が丁寧である
上記に当てはまる場合、クライアントも信頼でき「一緒に良い記事を作ろう」と考えることが多いです。
初心者の場合、構成から作成する仕事ではなく、構成は作成済みで本文のみ執筆すれば良い仕事に応募するのも良いでしょう。
構成や記事のゴールが決まっている分、執筆しやすいからです
記事の構成を作成する場合、SEOの知識や論理的思考力、Webマーケティングについての知識が必要な場合もあり、難易度が上がります。
慣れてきたら、構成作成から担当できる仕事に挑戦しても良いでしょう！
初心者がWebライティングの仕事に応募する場合、自分が得意・興味を持てる執筆ジャンルを選ぶことをおすすめします。
記事を執筆する際には、読みやすい文章を書くことやSEOなど意識しなければならないことがたくさんあります。
それに加えて、執筆ジャンルの内容についてもイチから勉強するとなると非常に大変です。
少しでも執筆の負担を軽減するため、初心者のうちは自分の得意ジャンルに絞って応募するのも良いでしょう
ただ、Webライティングで高単価案件が多いジャンルはある程度決まっているので、慣れてきたら文字単価が高いジャンルの仕事に切り替えていくことも検討しましょう。
高単価案件が多いおすすめのジャンルは「Webライターとして稼ぎやすいジャンルは何？初心者向けのジャンルとは」の記事で詳しく紹介しています。
Webライター初心者がクラウドソーシングなどで仕事を探すのであれば、クライアントの評価やこれまでの募集件数も確認しておくと安心です。
高評価・依頼数が多いクライアントであれば、それだけ信頼できます。
もちろん評価がゼロ、もしくは極端に少ないクライアントすべてが悪質な業者ではないですが、同条件で単純に比較した場合、高評価が多いクライアントを選ばない理由がありません。
クライアントもWebライティングを依頼することに慣れているケースが多いため、仕事のやり取りもスムーズに進むはずです
初心者がWebライターの仕事に応募する場合、納期にゆとりがある案件に応募しましょう。
初心者の場合、執筆にかかる時間を予想できないことが多いからです。
万が一、作業に時間がかかってしまっても納期に遅れることがないように、納期にゆとりがある、もしくは作業ペースを自由に決められる仕事に応募しましょう。
納期にゆとりがあることで、プレッシャーもなく落ち着いて執筆に集中できるはずです
納期を守るコツやWebライター向けのスケジュールについては、下記の記事でも詳しく紹介しています。
【中級者・上級者向け】Webライターの仕事の選び方・基準
Webライターとしての経験を積み、そろそろ中級者・上級者として文字単価などの条件にこだわっていきたいと考えたら、下記を基準に仕事を選ぶと良いでしょう。
- 継続案件である
- 文字単価アップも狙える
- 高単価案件が多いジャンルである
- 依頼ボリュームが多い
- 構成作成やWordpress入稿まで任せてもらえる
- クライアントが細かすぎない
- テストライティングがない・あっても報酬が安すぎない
それぞれ詳しく解説していきます。
Webライターの収入を安定させるために、継続案件の受注を目指しましょう。
継続案件とは名前の通り、1回限りではなく数ヶ月や半年など長期間継続する仕事です。
継続案件を受注できれば、納品のたびに次の仕事を探す必要はなくなりますし、毎月収入を安定させられます。
クライアントと信頼関係を築きやすくなるので、WebディレクターやWordpress入稿など仕事の幅を広げたい人にもおすすめです
継続案件を受注するときには、下記を意識しましょう。
- 可能であれば前倒しで納品する
- クライアントの連絡には素早く返信する
- 不明点は調べた上で質問する
- 修正を減らす
- ライター側からクライアントに積極的に提案する
- 執筆可能本数をアピールする
- 継続案件が多い求人サービスを利用する
継続案件を受注するコツについては「Webライターは継続案件を受注しよう！受注率アップのコツとは」で詳しく紹介していますので、合わせてお読みください。
中級者・上級者ライターは単価交渉をしやすいかどうかも、仕事選びの基準のひとつとしておくと良いでしょう。
文字単価が高ければ同じ量を書いても収入が上がりますし、単価交渉に成功すれば営業活動の手間をかけずに文字単価を上げられます。
例えば、採用後の文字単価に幅がある場合や累計執筆記事数ごとに文字単価の例が設定されている仕事であれば、単価交渉の見込みがあるとも考えられます。
クライアントと面接や打ち合わせをする機会があるなら、文字単価が上がることはあるのかを確認しておくのも良いでしょう
Webライティングの仕事に慣れてきたら、高単価案件が多いジャンルの仕事に応募していくことも検討しましょう。
Webライティングでは、文字単価が高いジャンルがある程度決まっており、主に下記の通りです。
- 金融
- 不動産
- 医療
- 美容
- IT・通信
上記のジャンルは宣伝広告費が高いジャンルであり、Webライターに支払われる報酬も高くなりやすいです
ただし、上記のジャンルは専門性が高いジャンルでもありライバルも多いので、執筆ジャンルにkんする資格や専門性をアピールするなど工夫をしなければなりません。
私もFP2級の資格を取得し、今は相続ライターとして活動しています
FP2級を取得するメリットや相続ライターの魅力については、下記の記事で詳しく紹介しています。
Webライターとしての活動を増やしたい、収入を上げたいのであれば仕事選びの際にボリュームも意識しましょう。
案件のボリュームが大きければ収入も安定しやすいですし、執筆効率も上げられます。
レギュレーション確認や担当者とのやり取りの頻度も減らせるからです
単純に同じ内容の記事を10記事書く場合、1社から受注する場合と5社から2記事ずつ受注する場合、前者の方が作業時間は少なくなるでしょう。
また案件のボリュームが多いクライアントの場合、納品記事数をアピールして単価交渉もしやすくなるメリットがあります。
私もFP2級や相続に関する専門性＋納品数で条件交渉をすることがほとんどです
Webライターの仕事に慣れてきたら、構成作成やWordpress入稿まで行える仕事を選び業務範囲の幅を広げましょう。
Webライティングのみでなく、前工程や後工程を巻き取ることでさらに収入アップを狙えるからです。
クライアントは「お金を払ってでも記事制作を外注したい、できるだけ外注したい」と考えていることが多いため、構成作成やWordpress入稿込で作業できるライターは重宝されます。
ディレクターやクライアント側の目線に立つと、キーワードだけ渡して自走してくれるライターさんは非常に助かります
- 単価を上げる
- 効率よく作業をして時給を上げる
- クライアントからの信頼を得る
- 自分のスキルを磨く
関連業務まで行えることで上記のメリットがあるので、積極的に狙っていきましょう。
構成作成やWordpress入稿経験がない場合は、まずは自分のブログを運営してこれらのスキルを磨くのもおすすめです。
中級者・上級者ライターであれば、良い意味で細かすぎない、ある程度任せてくれるクライアントを選びましょう。
クライアントは、大きく2種類に分けられます。
- 一定以上の質の記事を納品してくれれば、細かいことはとやかく言わないタイプ
- 自分のメディアに掲載する以上、細かい部分まで手を抜きたくない、自分が思った通りの文章を書いてほしいタイプ
後者のクライアントと仕事をすると、記事の質が高くてもクライアントの希望や好みに合わない場合、修正依頼が多くなる可能性があります。
もちろん、クライアントのメディアに掲載する以上、納得いかない部分は修正依頼でも良いのですが、理由もわからない細かい指摘は「自分で書いた方が良いのでは？」と思ってしまいます
修正依頼やクライアントとのやり取りは、記事執筆と異なり直接的な収入にはつながりません。
乱暴な言い方をしてしまえば、いくら働いても収入はゼロなわけです。
安定して稼ぎ続けるためには収入につながらない時間や手間を減らす必要があり、修正や多すぎるコミュニケーションを求めるクライアントを避けることも考えなければなりません。
Webライティングについて経験を積み、実績も増えてきた場合、テストライティングを実施しない仕事に応募した方が営業活動の手間を減らせます。
テストライティングとは本来であれば、Webライターの実力や相性を確認するために行われるもののはずです。
- ポートフォリオをきちんと用意している
- 実績となる記名記事がある
- 自分でブログを運営しており、ディレクターによる修正などが入っていない記事も用意している
上記のケースでは、わざわざテストライティングを行わなくても、Webライターのスキルや文章の癖を確認できます。
それにもかかわらずテストライティングを実施する、あろうことかテストライティングの報酬が安い場合はわざわざ応募しなくても良いのでは？と思ってしまいます。
Webライターが自分に合う仕事を見つけるコツ
Webライターが自分の希望や条件に合う仕事を見つけるためには、普段からポートフォリオを作り込んでおく、複数のクラウドソーシングに登録しておくなどの対策が必要です。
具体的には、下記をしておくと良いでしょう。
- ポートフォリオを作り込んでおく
- 提案文でわかりやすく自分の経験やスキルを伝える
- 複数のクラウドソーシングやフリーランスエージェントに登録する
- 不採用になっても落ち込みすぎずどんどん応募する
- ブログやSNSで情報発信をしてみる
- 作業できる範囲・執筆できるジャンルを広げる努力をする
- 普段から仕事の希望条件・理想のクライアント像を考えておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分の希望条件に合う仕事を見つけたときすぐ応募するために、普段からポートフォリオを作り込んでおきましょう。
また、ポートフォリオをnoteやブログなどで作って公開している場合、ポートフォリオを見た企業や担当者が仕事を依頼してくれる可能性もあります。
ポートフォリオには自分の執筆実績はもちろん、対応できる業務範囲や所有資格・スキルなどクライアントが求める情報を記載しておく必要があります。
一度作って完成ではなく、仕事の実績が増えたら定期的に更新していくことも大切です。
Webライターのポートフォリオの作り方は「Webライターがポートフォリオに記載すべき項目9つ｜作成時のコツとは」でも紹介しているので、よろしければお読みください。
希望条件に合う仕事を見つけた場合、提案文を送ることが多いですが、このときにも自分の経験やスキルをわかりやすく伝えましょう。
条件の良い仕事の場合、あなただけでなく他の何人ものWebライターが応募してることも多いです。
数ある提案文の中からあなたを選んでもらうためにも、相手が求める情報をわかりやすくまとめることが重要になってきます。
- クライアントが求めているスキルと提案文の内容が合致しているか
- 提案文は読みやすいか
- 使い回しではなく、あなたの人となりや誠実さが伝わる提案文になっているか
上記を確認した上で提出する癖をつけましょう。
提案文の書き方については「【初心者向け】Webライターの提案文とは？重視される要素や書くべき内容」で紹介しているので、よろしければお読みください。
自分の希望に合う仕事を見つけやすくするために、複数のクラウドソーシングやフリーランスエージェントに登録しておきましょう。
クラウドソーシングやフリーランスエージェントごとに登録されている案件が異なるからです。
例えば、A社にしか登録されていない仕事やB・C社に登録されていてA社には登録されていない仕事もあります
少しでも求人情報を見つけやすくするためにも、複数サービスに登録しておくと良いでしょう。
どのクラウドソーシングやフリーランスエージェントに登録したかは、つい忘れてしまうので最初にまとめて登録してしまうのがおすすめです！
Webライターの仕事をしていると、どうしても不採用になってしまうときはあります。
そんなときも落ち込みすぎず、どんどん応募を繰り返しましょう。
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」というわけではないですが、落ち込んでいる時間も無駄ですし、応募しないと採用されないからです
どんなに経験を積んだWebライターであっても、他の応募者の方が経験豊富、スキルが高ければ不採用になります。
経験を積んでも落ちるときは落ちる、不採用になったからといって、あなたのすべてが否定されているわけではないと考えましょう。
自分から仕事に応募するだけでなく、クライアントからのスカウトやお問い合わせを増やすためにも、ブログやSNSで情報発信をしてみるのもおすすめです。
ブログのお問い合わせやSNSのDM経由で仕事を依頼されることもあります。
特に、ブログやSNS経由での依頼は、あなたの人となりや得意分野を理解して仕事を依頼してくれているのが特徴です。
ブログやSNSの発信内容や文章を見てくれているから細かいスキルチェックも不要ですし、ブログやSNSで発信していた内容に近いジャンルの仕事を依頼されることもあるでしょう。
自分の興味関心のある分野や得意分野について執筆を依頼されるケースもあるはずです！
私もX（旧Twitter）経由で仕事を依頼されるときがありますし、ブログのお問い合わせ経由で商品提供をしてもらった経験もあります。
自分に合う仕事を見つける、より良い条件の仕事を見つけるために、普段からスキルを磨き、作業できる範囲や執筆可能なジャンルを広げる努力をしましょう。
例えば、本文の執筆のみ行える人と構成作成やWordpress入稿までできる人では、後者の方が仕事を見つけやすいはずです。
他にも、NGジャンルが少ない、どんなジャンルでもリサーチをすればある程度執筆できる人は重宝されます。
私も相続ライターとして活動していますが、1〜2割程度は節約や不動産など相続との関係が薄いジャンルの仕事をこなしています
WebライターがSEOを勉強する方法や最新情報を勉強する方法は、下記の記事でも詳しく解説しているので、よろしければお読みください。
「結局、自分はどんな仕事をしたいんだろう」「どんな条件なら働きたいかな」と悩まなくてすむように、普段から仕事の希望条件や理想のクライアント像を整理しておきましょう。
自分の中で仕事選びの基準を設定していないと、スカウトが来たときや気になる仕事を見つけたときに請けるかどうか咄嗟に判断しにくくなります。
経験や生活スタイルによって希望の条件は変わってくるはずなので、半年に一度などのタイミングで見直しをするのもおすすめです！
例えば、ある時期の私は下記のように希望条件を設定していました。
- 金融（中でも相続）ジャンル
- 文字単価は2〜3円程度
- クライアントは士業事務所・法人（Web制作会社からの下請けではない）
- クライアントの事業は成長中でこちらの積極的な提案を喜んでくれるタイプ
- 構成作成は自分でやりたい
- WordPressや画像作成は任せたい
- リライトや内部リンクの最適化もゆくゆくは任せてもらいたい
こんな風に細かく条件を設定していたら、本当に希望に合うクライアントから仕事を依頼されました！
自分がしたい仕事やなりたいフリーランス像のイメージをしておくことで、今の自分に足りないスキルもわかり勉強の効率も上がりました。
Webライターが仕事に応募するときの注意点
Webライターが仕事に応募するときには、契約前に単価や修正回数などの条件を必ず確認しておきましょう。
仕事を引き受けてから条件について交渉すると失敗するリスクもありますし、トラブルに発展する恐れもあるからです。
応募時に注意すべきことは、下記の通りです。
- 契約前に単価や修正回数・作業内容などの条件を確認しておく
- テストライティングが安すぎる仕事は避ける
- 一度受注した仕事は責任を持って取り組む
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事に応募する前やクライアントと契約を結ぶ前には、必ず単価や修正回数、作業内容について確認しておきましょう。
口頭やチャットなどで確認するだけでなく、条件について業務委託契約書に盛り込んでおくことをおすすめします
これらの条件があいまいなまま仕事を始めてしまうと、予想以上に作業時間を取られる、業務範囲が広く自分では対応できないといったリスクがあるからです。
条件を確認したときにあいまいな返事しかしてくれない、確認自体を嫌がる場合は不誠実なクライアントの恐れもあるので注意しましょう。
違和感を覚えたときには、そのクライアントとは仕事をしないという決断もときには必要です
テストライティングを行う場合、テストライティングが無料、もしくは本採用時の報酬より安すぎる仕事も警戒した方が良いでしょう。
テストライティングが無料、安すぎる場合、いわゆるツリ求人で本当は採用しないケースもあるからです。
応募者を集め多くの人にテストライティングをやらせて、コストをかけずに記事を書いてもらうのが目的の可能性もあります
いくら本採用後の条件が良くても、テストライティングの単価が低い案件はリスクがあると考えておきましょう。
私の場合、テストライティング報酬が本採用の半額以下であればお断りしています。
どんな仕事であれ業務委託契約書を交わし、一度受注した仕事は責任を持って取り組みましょう。
確かに、初心者のうちは作業時間の見積もりが甘く納期ギリギリになってしまうことや悪質なクライアントを見抜けず質の悪い案件に応募してしまうときもあります。
しかし、結局のところ、フリーランスや個人事業主の場合、それらは仕事を受注した自分の責任になってしまいます。
勉強になったと思って、受注してしまった仕事は何とかしてこなしましょう
また、経験を積んだWebライターでも自分や家族の体調不良など不測の事態が発生することはあります。
そんなときには、クライアントにいち早く状況を共有し、相手への迷惑を最小限に抑える努力が必要です。
納期にゆとりのある案件を選ぶ、普段から信頼関係を構築しておくことで不測の事態にも備えやすくなります
Webライターが仕事に応募するときのよくある質問
最後に、Webライターが仕事に応募するときによくある質問を回答と共に照会していきます。
- Webライターに向いている人の特徴は？
- Webライターに向いている人の特徴は、下記の通りです。
・文章を書くのが好き・得意な人
・情報収集が好き・得意な人
・1人でコツコツ作業するのが苦ではない人
・ルールを守って作業できる人
・修正依頼に落ち込みすぎない人
・相手の気持ちを想像できる人
▶Webライターに向いている人の特徴について詳しくはコチラ
- Webライターに求められるスキルとは？
- Webライターの仕事を始めるのに最低限必要なスキルは、下記の通りです。
・Webライティング力
・リサーチ力
・基本的なパソコン能力
・著作権についての知識
・コミュニケーション能力
・スケジュール管理能力
▶Webライターに必要なスキルについて詳しくはコチラ
- Webライターにおすすめの執筆ジャンルは？
- 文字単価が高いWebライティングの仕事が多い執筆ジャンルは、下記の通りです。
・金融
・不動産
・医療
・美容
・IT・通信
▶Webライターのおすすめジャンルについて詳しくはコチラ
【まとめ】普段から意識すると自分に合う仕事を見つけやすくなる
フリーランスや個人事業主として働くWebライターは自分で仕事を選べるため、希望条件を普段から整理しておくことが大切です。
自分の中で応募する仕事の基準を明確にしておけば、この仕事に応募しようか、スカウトを受けようか悩む頻度を減らせます。
結果として、新しい仕事へのアンテナを高くすることにもつながるので、自分の希望に合う仕事を見つけやすくもなるはずです。
本記事で紹介した仕事選びの基準の例は、下記の通りです。
- 文字単価が1円以上
- レギュレーション完備
- 募集要項の文章や応募後のやり取りが丁寧
- 構成作成済みで本文のみの執筆
- 自分が得意・興味のあるジャンル
- 高評価・依頼数が多いクライアント
- 納期にゆとりがある案件
- 継続案件である
- 文字単価アップも狙える
- 高単価案件が多いジャンルである
- 依頼ボリュームが多い
- 構成作成やWordpress入稿まで任せてもらえる
- クライアントが細かすぎない
- テストライティングがない・あっても報酬が安すぎない
この記事を読んだ人が1人でも多く、自分に合う仕事を見つけられることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました
